芥川賞「火花」が熱い

芥川賞受賞を受賞した「ピース」又吉直樹氏(35歳)。
受賞決定後が、さらに熱いらしい。
選考当日、直木賞の選考委員が選評で芥川賞の話題に触れた。

そのこと自体が異例らしく、「又吉旋風」だとの評。
これだけの話題作のため、映像化権の争奪戦が始まり・・・。
複数のオファーが集まっているそうな。

受賞作「火花」は、若手芸人が主人公の笑いあり、涙ありの青春小説。
映画関係者は、こう評価しているようだ。

エンターテイメント（娯楽）性が高く、題材も映画やドラマ向き。
監督やキャストにも間違いなく注目が集まる。
公開規模もドーンと大規模で勝負できる作品になるのでは・・・。

「火花」は函館の書店でも、品切れで入荷待ち状態。
そうなればなおさら、「火花」を読みたくなる。

また、歴代受賞作を映画化し最もヒットしたのが・・・。
56年受賞の石原慎太郎氏の「太陽の季節」だそうな。
そして、弟の石原裕次郎氏の映画デビュー作。

で、映画化が実現すれば、「太陽の季節」に次ぐ・・・。
芥川賞映画のヒット作になる？・・・。
そんな話題も登場して、注目度はヒートアップする一方。

ちなみに芥川賞と直木賞の違いは、こうらしい。
芥川賞が純文学に、直木賞は大衆文芸（小説） に贈られる賞。
そして純文学とは、芸術性や形式に重きを置く小説の総称だとか。

難しいことは別にして、久しぶりに明るい話題である・・・。