函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

時代遅れの相撲協会

2018年02月05日 05時58分20秒 | スポーツ
宇治市の龍神総宮社・節分祭・・・。
豆まきの司会役のせんだみつおさんと笑顔を交わす貴乃花親方にちょっぴり、ホッ!
でも胸中の多くを語らない貴乃花親方は、気分転換で充電した方が今後のためのよう。

ところで今回の相撲協会の理事選挙の実態を知るにつけ??の世界。
投票法方式が、こっそり変わっていたそうな。
これまでは、候補者の名前が書いてある投票用紙に〇を付ける方式だった。

それが今回から突然、「◎△親方」と直筆する方式に変更。
投票者の名前を書かない無記名投票だが、筆跡でバレる仕組み。
誰が誰に投票したか、筆跡で一目瞭然らしい。

貴乃花親方に投票したい親方も腰を引かざるを得ない景色。
相撲協会も手の込んだ仕込みをするもんだ、と妙に感心はする・・・。
これが今の相撲協会の体質を、雄弁に語っているとも思う。

これじゃ八百長疑惑も隠蔽体質も現状維持のままなんだろうなぁ~。
まぁ、選挙と言っても事前にそれぞれの一門で結束を図る。
結束を乱したら永久追放もちらつかせて、造反票の封じ込め対策を徹底。

6つある一門の親方衆にも自分の暮らしがあり・・・。
弟子も育てなければならず、自分に不利に働く動きは避けたい。
そんなことから理事選挙は、相撲界の悪しき談合劇に見えなくもない。
一方、組織改革を目指す貴乃花親方の姿に同情を禁じ得ない・・・。

その姿は警察の裏金根絶を願って、組織改革を目指した元道警釧路方面本部長の姿に重なる。
同本部長は、CEFHなる緩やかな市民団体で警察組織と向き合った。
事務局で関わった私には、組織改革の難しさを痛感。

組織は、目の前に立ちはだかる巨大な壁そのもの。
とまれ世論に背を向ける相撲協会も、組織改革は霧の中・・・。
そんな時代遅れの組織に明日はあるのだろうか?・・・。

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