驚く政党交付金

雨後の竹の子現象が起きている・・・。
ミニ政党が粗造濫造という不思議な風景。
ただただ驚かされ、唖然とする毎日。

記者会見に臨む新党首の言葉の端々には・・・。
政党要件の５人以上という言葉が、必ず登場。
底意は、お金欲しさ？・・・大した施策も党綱領もない・・・。

ところで、総務省が４月１日に発表した政党へのお小遣い？
いわゆる、政党助成法に基づき配付する政党交付金。
２０１０年分の各政党への配分額を決定したが凄い。

民主党は、昨年夏の衆院選での大勝で１７２億９，７００万円。
国民のおかげで、なんと前年比２６．６％増という伸び率・・・。
一方、自民党は１０３億７，５００万円で前年比２５．８％減。

交付金の総額は、前年と同じく３１９億４，１００万円なり。
各政党への配分額は、所属国会議員数と国政選挙での得票率。
これによって決まるらしいが、配分は年４回に分けて交付。
共産党だけは、制度そのものに反対して受け取りを辞退。

ちなみに公表した政党への配分額は、以下の通りとか。
公明党２３億８，９００万円、社民党８億６，４００万円。
国民新党３億９，７００万円、みんなの党３億６，１００万円。
新党日本１億３，５００万円、改革クラブ１億２，０００万円。

それに見合った仕事をしているようにも見えない・・・。
不景気の中、こんなにお金を貰える商売。
政党交付金や政治献金・・・何とも羨ましい税の使われ方ではある。

この政党交付金も無駄に思えて来た・・・。