函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

国民年金納付率

2009年05月05日 05時16分43秒 | 政治
上記は昨日、アップできなかったどさん子の写真。

例の社会保険庁からの発表・・・。
昨年4月から今年1月までの国民年金保険料の納付率のことだ。
なんと過去最低の61・1%だったとか・・・。

不況による雇用情勢の悪化で滞納が増えたことも影響したと言うが・・・。
国民年金は、自営業者や非正規労働者らが加入している。
だから失業した人は、企業の厚生年金から国民年金に切り替わる。

しかし生活費を確保するため、そんな保険料に付き合っていられないのが現実。
生活防衛のために、当然と言えば当然だろう。
と言うことで納付率が更に低下するのも、別段驚きもしないのだが・・・。

その社会保険庁のコメントがふるっている・・・。
年金記録問題の対応に追われて大忙しであり、保険料の徴収に十分な人手を割けない・・・。
自分たちの手で消した年金なのに、消えた年金と言葉をすり替える社会保険庁。

そこに来てこの言いぐさはなんだ!
今後も2カ月分の納付率を大幅に上げるのは難しい状況と言う。
おまけに滞納者に対しては、厳しい取り立ての方針も検討だとか・・・。

良く言うねぇ、財産の差し押さえなどの強制徴収を本格化させる・・・だって。
バカも休み休み言って欲しいもんだ、何を考えているのかねぇ~!
消した年金の照合作業に空費する税金は、驚くなかれ2,000億円でっせ。

一方、消された年金を取り戻すために、莫大なエネルギーを使う市井の生活者。
それも、月々わずか数千円から数万円というお金を取り戻すためにだ。
苦労して納めても、支給される年金は少ない・・・。

この納付と支給そして税金を空費する実態を見れば、あまりにも現実離れしてはいまいか。
とりわけ、若者を中心とした年金不信の高まりに、歯止めが効かない。
当たり前だ、雇用が安定し社会保障が充実しない限りは、納付率回復は望めない。

と言うことでこのままの年金制度では、破綻の一途を辿るのは必定。
そこに来て、厚生年金の月額が改ざんされた可能性の高い記録が明らかになった。
これまでに公表した69,000件にとどまらず289,000件に上るとか・・・ウ~ン。

どうなってんの?この不正、ひどすぎやしまいか!
この数字の勢いじゃ、まだまだ増える可能性が高いナ・・・。
消した年金の責任を取らされて、いずれ消される社会保険庁。

そんな省庁が、意地を張って生活弱者から未納の年金掛け金をむしり取るとは・・・あ~ぁ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 体験農園 | トップ | 今年の桜通り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事