東京五輪の不正疑惑

都知事の舛添君の身辺も賑やかだが、こちらも負けじと賑わう。
ほかならぬ2020年東京五輪・パラリンピック招致を巡る不正疑惑だ。

招致委員会がシンガポールの企業にコンサルタント料として・・・。
総額2億3,000万円を支払った。
その契約の妥当性等を日本オリンピック委員会(JOC)が、調査チームを発足させて検証する。

当時理事長だったJOCの会長さん。
これまでの発言が揺れ動いており、徹底した説明が求められている景色。

会長は、何ら疑念を持たれるものではないと正当性を主張。
おまけに会長は、私は海外での招致活動が多くて経緯は知らないが・・・。
事務局が必要だと判断して決めた等と説明。

ところが、この企業に送金した際の2通の契約書には・・・。
いずれもこの会長の直筆の署名がなされていることが判明。
メディアの取材には、こんな軌道修正コメント。

組織として決定しているので、当然理事長の私が署名をした。
コンサルタントから申し入れがあり、情報を精査。
必要と判断したので私が決裁した・・・。

後ろめたいところがなければ、堂々と対応すればいいものを・・・。
姑息なメディア対応をすればするほど疑惑は膨らむ。
東京五輪・パラリンピックは、競技場建設でミソがつき、運営経費は高騰中の進行形。

踏んだり蹴ったりの東京五輪になりそうな雲行きである・・・。