埼玉県議会の自民党のセンセイたち。
子どもを自宅や車などに放置する行為。
それを「虐待」として禁止しよう・・・。
そんなことで「埼玉県虐待禁止条例」の改正案を提出。
10月13日に改正条例の可決を企んでいた・・・。
しかし、県民などから批判が相次ぐ景色に急変。
多くの家庭が、条例違反になりかねない。
子どもの預け先がない親を追い詰める。
子どもだけの登下校まで禁じるのはおかしい等など。
結果、自民党議員団は、理解を得られない中で・・・。
成立させるのは困難と判断し、議長へ撤回要請方向に舵を切った。
常識で考えれば、こんな乱暴な条例改正は破棄して当然だねぇ。
とまれ、仮に改正条例案を可決しても抵抗の余地はあったようだ。
知事は、地方自治法176条第4項に基づく『再議』を命じる。
それでも再可決なら、第5項で国への審査申立ても可能。
その後、第7項では、「裁判所への提訴」も可能だったようだ。
美しい国で地裁、高裁、最高裁と争っている間は・・・。
改正条例は、施行されない法体系のようでもある。