8月3日(金)#1965
1965年、中国で文化大革命始まる…「文化」とか入ってるけど、早い話が権力闘争。プロ野球で第1回ドラフト会議が行われる。12球団で132人が指名されたのだが、プロ入りを拒否したのがナント80人時代的に、野球選手はまだ夢の職業ではなかったのかな。
ロンドン五輪のバドミントンで無気力試合が問題になり、該当選手には「失格」という厳しい裁定が下された。
今では当人たちも反省し、謝罪もしているというが、「なでしこの2位狙いも同じじゃないか。これも作戦」「ルール上は問題ない」と擁護する意見もあるという。
ほっじす自身は、非常に難しい問題だと思う。
例えば、少年野球の公式戦でWヘッダーがあるとする。
1戦目勝てば上部大会進出決定、負けると敗者復活戦に回り、ここで勝てば上部大会進出が決定するというケース。
全部の団体がそうなのかは知らんが、少年野球の大会には投手の投げ過ぎを規制する意味で、「21アウト制」というものがある。
つまり、1人が1日で投げられるのは21アウトまで。7回までだから1試合ってことだよね。
少年野球の場合、2番手投手がベンチにいるということはまずない。
しかも、2番手でも投手出来る子は、主要ポジションを任されていることが多い。
このため、単純に2番手を育てればいいのではなく、他のポジションも動かす必要が出てくるのだ。
1日1試合ということも多いから、練習、経験ともやはりやり慣れたポジションが出来てしまう。
このような理由があるので、しっくりくる形がエース登板時のラインナップということになるんだよね。
Wヘッダーの2試合目は、守備的にやや戦力ダウンすることは否めない。
しかし、上部大会進出の為にどうしても守備も固めたい。
この時、ベンチが考えるのは、「1試合目、負けゲームになってしまったら21アウトのうち、いくつかでもエースを温存しよう」と思う。
無気力ではないけど、作戦としてベストメンバーを崩すことを選ぶ。
更にもう1つのケース。
予選リーグのブロックが3チームで、上位2チームが決勝に進めるとする。
子どもの減少で、チームが減ったり、棄権したりでこんなこともある。
A、B、Cの3チームのうち、A対BでAの勝利。A1勝、B1敗。
ここでCチームが考えることは、Bに確実に勝つこと。
そうするとBは2敗となり、予選敗退となる。
Bに勝ったAに照準合わせるより、Bを倒す方を選ぶ方が確率的には高い。
で、Cの1試合目がAチームとの対戦だった場合、やはりエースを温存してB戦に備えるだろう。
これも無気力ではないが、ある意味、棄ててもいいと思ってる試合があるということになる。
今回のバドミントンのように、あからさまな場合は失格でいいと思う。
サッカーでも野球でも、わざと負けるような試合があったら出場停止でもなんでもするべきなんだろう。
ただ、負けるという選択肢も有利になるような、そんなトーナメントの組み方やリーグの組み方を変えなくちゃいけないんだろうとも思う。
結論:擁護してるわけじゃありません。真剣であるからこそ、そういうことって考えちゃうよな、と思うわけです。
1965年、中国で文化大革命始まる…「文化」とか入ってるけど、早い話が権力闘争。プロ野球で第1回ドラフト会議が行われる。12球団で132人が指名されたのだが、プロ入りを拒否したのがナント80人時代的に、野球選手はまだ夢の職業ではなかったのかな。
ロンドン五輪のバドミントンで無気力試合が問題になり、該当選手には「失格」という厳しい裁定が下された。
今では当人たちも反省し、謝罪もしているというが、「なでしこの2位狙いも同じじゃないか。これも作戦」「ルール上は問題ない」と擁護する意見もあるという。
ほっじす自身は、非常に難しい問題だと思う。
例えば、少年野球の公式戦でWヘッダーがあるとする。
1戦目勝てば上部大会進出決定、負けると敗者復活戦に回り、ここで勝てば上部大会進出が決定するというケース。
全部の団体がそうなのかは知らんが、少年野球の大会には投手の投げ過ぎを規制する意味で、「21アウト制」というものがある。
つまり、1人が1日で投げられるのは21アウトまで。7回までだから1試合ってことだよね。
少年野球の場合、2番手投手がベンチにいるということはまずない。
しかも、2番手でも投手出来る子は、主要ポジションを任されていることが多い。
このため、単純に2番手を育てればいいのではなく、他のポジションも動かす必要が出てくるのだ。
1日1試合ということも多いから、練習、経験ともやはりやり慣れたポジションが出来てしまう。
このような理由があるので、しっくりくる形がエース登板時のラインナップということになるんだよね。
Wヘッダーの2試合目は、守備的にやや戦力ダウンすることは否めない。
しかし、上部大会進出の為にどうしても守備も固めたい。
この時、ベンチが考えるのは、「1試合目、負けゲームになってしまったら21アウトのうち、いくつかでもエースを温存しよう」と思う。
無気力ではないけど、作戦としてベストメンバーを崩すことを選ぶ。
更にもう1つのケース。
予選リーグのブロックが3チームで、上位2チームが決勝に進めるとする。
子どもの減少で、チームが減ったり、棄権したりでこんなこともある。
A、B、Cの3チームのうち、A対BでAの勝利。A1勝、B1敗。
ここでCチームが考えることは、Bに確実に勝つこと。
そうするとBは2敗となり、予選敗退となる。
Bに勝ったAに照準合わせるより、Bを倒す方を選ぶ方が確率的には高い。
で、Cの1試合目がAチームとの対戦だった場合、やはりエースを温存してB戦に備えるだろう。
これも無気力ではないが、ある意味、棄ててもいいと思ってる試合があるということになる。
今回のバドミントンのように、あからさまな場合は失格でいいと思う。
サッカーでも野球でも、わざと負けるような試合があったら出場停止でもなんでもするべきなんだろう。
ただ、負けるという選択肢も有利になるような、そんなトーナメントの組み方やリーグの組み方を変えなくちゃいけないんだろうとも思う。
結論:擁護してるわけじゃありません。真剣であるからこそ、そういうことって考えちゃうよな、と思うわけです。