私の本で画竜点睛を欠いたのは、掲載しようとした新聞記事のうち一件、著作権を有する新聞社の許諾が得られず、掲載できなかったことだ。
日本プロ野球選手会の団体交渉権を認めた私たちの東京高裁決定の直後の「高裁が認めた」今日団交「選手会強気」スト決行かと大見出し(写真)を打たれた記事。決定が団体交渉を格段に進展させ、その後のストライキにつながった事がよく分かる記事だった。
なぜ、この記事だけ許諾が得られなかったのか。
あいにく、それは「スポーツ報知」の記事だったと言えば、理由は容易に推察できよう。
日本プロ野球選手会の古田敦也会長(当時)からの会談希望に対し、歴史に残る大失言をしたあの主筆に部下が忖度したのか、あるいはお伺いを立てられた本人が黒歴史に触れられたくないと拒否したのか。
「たかが選手が!」「バカ言っちゃいかんよ」
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- 自己紹介
- 愛知県で弁護士16年の後、裁判官に。東京高裁2年、東京地裁2年、さいたま地家裁川越支部人訴係3年、横浜地裁交通部4年、大分地裁部総括3年、大阪高裁3年、名古屋高裁1年。
2021年4月から津地裁部総括
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