弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

果たして「卒業」 できるかどうか? こんな「不当な 支配」から

2006年09月23日 14時19分09秒 | 未分類
教育行政による「不当な支配」(教育基本法10条)が判決で真正面から認められたのは、私の記憶が確かならば、教科書裁判の杉本判決(1970年)以来ではないだろうか。
「この支配からの卒業」と歌い上げる尾崎豊の「卒業」を思い出した。
来春の卒業式は、どうなることやら。

模範答案 採点割れて 日本の判事は 難しい

2006年09月23日 13時33分46秒 | 未分類
原告弁護団からは「教育裁判の歴史上、最も優れた判決」と絶賛された21日の「日の丸・君が代」東京地裁判決も、被告サイドからは「信じられない不当判決」と非難されている。

新聞各紙の社説でも、評価は真っ二つに割れた。
◯×式で並べると、
 朝日○「強制は違憲」の重み
 東京○「押しつけ」への戒めだ
 毎日○「心の自由」を侵害するな
 読売× 認識も論理もおかしな地裁判決
 産経× 公教育が成り立たぬ判決

なお、毎日は他紙に1日遅れて今日の掲載。日経はまだ社説にしていない。