アジアの平和と安寧は、 (2014-06.15.)
アジア地域の平和は、アジア地域の国々の平和と協調に掛かっている。特に中国は13億の人口を持つ大国だけに、大量の消費国でもあり、また、「世界の工場」と言われる程の生産国でもある。従って、其の中国の景気動向は、アジア全般の景気動向に影響する事は、当然である。
所が、この中国が近頃、領土問題を起こして、今まで主張すらしてこなかった、地域を「これは中国領土だ」「ここは、中国の支配地域だ」と主張し近隣諸国に武力で行動にでている。アジア地域に於いては、小さな小国が多く、中國に様な大国は武力をかざせば忽ち言う事を聴かざるを、得ない立場に立たされてしまうのである。
従って、アジアに於いてはアセアン諸国連合と言うのがあって10カ国が纏まり大国に共同で対抗しようとしている。しかし、中国の武力は、軍事力も強いが、大きな人口を抱えて、貿易力も強く、国によっては、言う事を聴かなければ、必要物資の輸出入を止めると脅して、言う事を聴かせると言う手段を取っている。ASEAN諸国連合と言っても中には、貿易によって、国の喉元を押さえられている国もあり、なかなか纏まり難いのである。
結局今は、日本やアメリカ等の先進国が間に入って「流通整理」を遣っているが、此の所「世界の警察」役をやってくれていたアメリカも少し弱腰になって、居るだけに、今の中国は多少横暴気味になって居る。
アメリカの次に控える。日本は今や、中國にとっては目の上のタンコブ的存在である。それだけにアジアの国々の交通整理は、最早日本に掛かっている。しかし、大国中国は、一筋縄では行きません、今後に向けての変化が注目される所である。
しかし、流石の中国も最近の不況と共に、中國国内でも人権問題が拡大し、また、経済的にも従来の右肩あがりの好景気が鈍化して来た事から、外に向けての強気が下降して来た事で、幾らか軟化するのではないかと思っている。
中國の環境問題も「大気」と「水質」。目下の状況では、「最悪」と言っても過言では有りません。平和であれば、日本も手助けしたい事もあるが、いまは、それどころでは有りません。
従って中国の横暴も今年一杯ではないかと思われる。其れより怖いのは、中國の国自身の崩壊に繋がれば、近隣諸国への影響には、何が起こるか解りません。
日本も集団的自衛権問題でゴタゴタしていますが、そんな事は安倍総理に100%任ば良い事です。外には、無法の国が沢山います。それらの国は、どの様な手法で攻めて来るか解りません。何はともあれ、鉄壁の防衛体制は、取っておくべきでしょう。
(えびなたろう)