きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

政府の「新エネルギー計画」を発表

2014-02-26 13:01:04 | Weblog
政府の「新エネルギー計画」を発表      (2014-02.26.)

政府が新しいエネルギー計画を発表した、内容の主な点は、「原子力規制委員会の規制基準に適合した原発について「再稼動を進める」と明記している点だ。

従って、今までの様に「可能な限り原発依存を低減させる」と言う事では無く、「コスト低減などの観点から,将来的にも確保して行く規模を見極める」とし、積極的に原発ゼロの方向に持って行く事では無いのである。

そして原子力発電に対する位置付けは「基盤となる重要なベース電源」が「重要なベースロード電源」に変わった。(余り良く解らないが???)

内容的には、私の考えと余り変わって居ないが、私は最終的に「脱原発」に方向を決め、その代替燃料としてコストの安いシェールガスに変えることを考えている。従って、シェールガスの入手次第では、時期が遅れる事も考え、その間「原発を使う」と言う提案をしているのだ。

要は、電気料金に極端な、価格の変動(価格上昇)が、あれば産業経済に与える影響に大きく響く事に成り、国際競争力や、引いては国の経済にも悪影響を及ぼすので、其れを出来るだけ少なくする為に、止む無く原子力でその間、繋ぐと言う考え方である。

がから、今すぐから、原発に頼らないと言う事では無く、其れによる、副作用を最小限にして、電気料金を上げずに最終的に、「脱原発」にするというものであります。

“キーポイント”は電気料金に変動無く、不足による「停電」も無く、と言う事は、副作用を起こさない、経済産業に大きな影響を与えずに、「脱原発」に持って行こうとするものであります。

先日の都知事選挙で細川・小泉両元首相のコンビは「即脱原発」を大きく取り上げての選挙を行った。私は、全く「責任感のない机上の空論」であると思った。「選挙」や、「イベント」で、大衆に大きく訴えるには「即脱原発」の方が威勢が良い、小泉流、“劇場型”という物で、前回選挙で上手くいったから今回も行くとは、大衆を愚弄していると、言う事以外には考えられない事である。

その証拠に“脱原発”を、どの様に行うのか、と言う質問に「それは専門家が考えるでしょう」と言た事が、その馬脚を現している。
(えびなたろう)