きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

日露の交流を深める事が重要

2014-02-06 11:25:45 | Weblog
日露の交流を深める事が重要     (2014-02.06.)

2月7日を「北方領土の日」が1981年に制定され以後、元島民や2世らも参加して、毎年この日、東京都内で官民合同の「北方領土返還要求全国大会」が開かれて来た。

首相もほぼ毎年参加している。今年は安倍晋三首相が大会に出席其の後、ロシアに飛んでソチ冬季五輪の開会式に出席し、プーチン大統領と会談する予定になっている。

北方4島は「日本固有の領土」とする日本と、「第二次大戦の結果ロシア領になった」と主張するロシアとで、今も交渉が続いて、なかなか歩み寄りは簡単ではなかった。

2月7日と言う日は1855年当時の「江戸幕府」と「帝政ロシア」との間で「日露通好条約」が結ばれた日で、択捉島の北を国境として両国の友好交流が始まった記念するべき日である。決して「反露」の日では有りません。だから、今回この機会を捉えて、両国の友好促進に弾みをつける機会にしようと、その期が熟してきたのである。

中國や韓国は、自分たちが唱えている尖閣諸島問題や竹島問題と一緒に北方領土問題を3国共同で、日本に対抗する事で、ロシアに提案している。

しかし、プーチン大統領は、其れを拒否し、ロシアはロシアで、前向きに両国の友好発展を願って交渉を妥結したいと望んでいる。

幸いにして、プーチン大統領は、日本の柔道に関心が深く、また親日家である。其の上今後の発展に日本の“資金”と“技術”を高く評価している。片や、日本は、ロシアの広大な地域と、豊富な資源を有し、シベリアの奥地まで、日本の技術の生かす場所が十分に用意去れている。其れに今後更に、“北海航路”が開かれれば、欧州へも今までより短時間で、交流できる数々の利点がある。

両国の発展の為には、日露が友好の関係を作る事に最も重要度が期待されている。
世界平和のバランスも、日本はアメリカと同様、ロシアとも友好関係を持つことがアジアに於ける発言権を増す事に成り、中國・韓国を押さえる有効な外交力を有する事になる。

世界平和は、夫々の国が、夫々の力関係に比例して、強い“絆”で結びついている。中国はその力関係の“弱い所”“弱い所”を狙って、武力による脅しを掛けているのだ。
武力による脅しは、今や、逆に反発を買い、全世界から嫌われている。だから日本はいまや、全世界から期待されているのである。“日露友好関係”は其のためのも全世界が期待している事であります。
(えびなたろう)