きまぐれ発言

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化学兵器、使用の可否が!

2013-09-07 11:54:02 | Weblog
化学兵器、使用の可否が!      (2013-09.07.)

ロシアのサンクトペテルブルグ(G20)での会議で首脳会議のサミットは5~6、2日間の日程を閉幕して終わったが、焦点となったシリア問題で、米国の介入に、オバマ大統領はアサド政権が、非人道的な化学兵器使用を挙げ、軍事攻撃を表明している。。

此れに対して、(G20)の議長国である、ロシアのプーチン大統領は、会議後の記者会見で、米国の軍事介入に、強く反対姿勢を表明した。そして、6日の会議後両者の会談は20分に渡って行われ、内容に付いて、プーチン大統領は「建設的な内容のある会談だった」と説明した。タス通信によると今後も両国首脳は、接触を続ける事で、合意したと報じ細部の説明は無かったようである。また、オバマ大統領はアサド政権の化学兵器使用を参加各国の首脳が同意したと説明している。
国連の潘基文事務総長は「軍事的な解決は有り得ない」と指摘し、平和国際会議の早期開催を訴えた。と言っている。

日本の安倍総理は、「化学兵器使用に対しては断固たる反対を表明している」。この判断には私も賛成だが、2003年のイラク戦争で、当時の小泉政権が安保理決議の無い戦争を支持し、結果的には、大量破壊兵器が見付からなかったのである。そしてその反省も未だしていない。

今回のシリア問題は、アサド政権の化学兵器使用の確証を確実にしてから決断する事がのぞましいのではないでしょうか。

非人道的大量破壊兵器は、核兵器と共に、絶対に使っては成らない、単なる戦争も遣らない方が良いが、それ以前の問題として、問答無用である。従って、今度のシリア問題も、アサド政権が使って居るのか、反アサド政権が使って居るのかも、確認出来ていないと言う事である。だから、問題は最も慎重にするべきであると思います。
(えびなたろう)