きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

北京国際マラソン日本人も疾走

2012-11-27 10:53:44 | Weblog
北京国際マラソン日本人も疾走       (2012.11.27.)

北京国際マラソンが毎年秋には催され、1981年から続いている。日本からも「北京カモシカ会」と言う愛好グループもあって、毎年出場していた。

其れが今年は、大会の公式ホームページに出場登録する際、国籍に付いて記入する欄がありそこに「日本」と言う選択肢がないため、出場が出来なく成ると騒ぎが起き、北京の日本大使館は主催者の「中国陸上競技協会」に「日本人も受け入れるべきだ」と書面で抗議を入れた。

協議会の沈純徳副主席は中国メディアの取材に「北京国際マラソンで『日本』のマラソン愛好者の参加を拒否した事はない」と語り、ネット上では日本人排除に付いて「(中国)は国際社会で大恥をかいた」との批判が出たほどである。

協会主席のこの発言で、一転して日本人の参加が許され、大会当日には全員参加できた様である。

理由は日本との国交で、“沖縄・尖閣諸島”問題のコジレであるが、それを北京マラソン大会で排除しようとした事は、「これまで通りの中国の“嫌がらせ”行為であると思っていたが」ネット上で、この行為を国際社会の恥と批判が出た事は、「中国もまんざら捨てた物ではない」と思った。

参加出来た日本の選手は全員「日中友好を呼びかけようと国交正常化40周年を記念するロゴマークが付いた揃いのユニホームを着て走った」また沿道からは両国の多くの人が応援してくれた様である。

この状況を知って、中国の国民もまた、平和を願い、両国の融和を望んでいるのだと言う事が解った。排除しようとしたのは、中央共産党内の一部のさしがねだと思うが、日中の友好は、やはり民間段階でのコミニケーションに寄ってのみ期待できるもので、国民主体の国柄ではない中国とは、共産党体制下では諦めざるを得ないのではないでしょうか。

首相や主席が国民の投票で、選出される国に成るまでは、民主主義は望めないのではないでしょうか。
(えびなたろう)