放射性セシウムの牛肉が流通 (2011.07.19)
放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛肉が、市場に流通している問題で、また、新たに505頭分が出荷されていたことが判明した。
福島県・新潟県・山形県の3県から出荷されたもので、福島からは411頭が、新潟県と山形県の農家は、稲わらを宮城県内の農家からわざわざ購入したもので、汚染を知った農家は驚きを表明している。
検査された稲わらは、いずれも国の基準を上回る放射性セシウムに汚染されており、今まで合わせて648頭分の牛が汚染の対象になり、その肉が国内37都道府県に流通している事が判明している。 農林省も事態の重要性に付いて謝罪するとともに、検疫の調査に懸命になって居る。
原子力による禍で、最も困るのは、味も・色も・匂いもない、全く目に見えない“放射能”と言う「魔物」で、それが「大気中に拡散し」、「大地を汚染し」、「海水を汚染し」、人間に対し生活住居圏から追い出され、大地の作物を汚染し、魚類や食肉等食品に対する汚染が拡大する事は、人類の生存に大きな恐怖を与えるものである。
これ等の恐怖は、今回の原発事故が起こした禍であって、これに対する対応処置に手も足もでないと言う現状で、如何して、原発擁護が語れるでしょうか。
「脱原発」は安心して、人間生活が送れる絶対的な目標で、菅総理の言う「原子力に頼らない社会を創りたい」と言う目標は当然の事であります。
従って、その目標に向かって進めるために、「再生可能エネルギー」の開発を急ぐと共に、今ある原発の内、比較的安全な物だけは、取りあえず運転を認めて、当面の電力不足を最小限にすることで乗り切ろうという事である。
国民もその所を了承してか、出来るだけ節電に努めている様で、此のところの連日続く暑さの中でも、東電の電力需要状況は余裕を持った需給状態にある様だ。
しかし、原発依存度の高い関西電力は、一番国内需給率が心配される所であるから、節電の一層の国民協力と、取りあえずの原発稼働を認めることで、乗り切らざるを得ないのではないでしょうか。
従って、先ずは、原発稼働が利権(地域の補助金や保証金)の為に動かす物ではない事を認識する事が大切である。そして、今までの原発に対する「甘えた優遇措置」も見直すことが必要ではないでしょうか。
(えびなたろう)
放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛肉が、市場に流通している問題で、また、新たに505頭分が出荷されていたことが判明した。
福島県・新潟県・山形県の3県から出荷されたもので、福島からは411頭が、新潟県と山形県の農家は、稲わらを宮城県内の農家からわざわざ購入したもので、汚染を知った農家は驚きを表明している。
検査された稲わらは、いずれも国の基準を上回る放射性セシウムに汚染されており、今まで合わせて648頭分の牛が汚染の対象になり、その肉が国内37都道府県に流通している事が判明している。 農林省も事態の重要性に付いて謝罪するとともに、検疫の調査に懸命になって居る。
原子力による禍で、最も困るのは、味も・色も・匂いもない、全く目に見えない“放射能”と言う「魔物」で、それが「大気中に拡散し」、「大地を汚染し」、「海水を汚染し」、人間に対し生活住居圏から追い出され、大地の作物を汚染し、魚類や食肉等食品に対する汚染が拡大する事は、人類の生存に大きな恐怖を与えるものである。
これ等の恐怖は、今回の原発事故が起こした禍であって、これに対する対応処置に手も足もでないと言う現状で、如何して、原発擁護が語れるでしょうか。
「脱原発」は安心して、人間生活が送れる絶対的な目標で、菅総理の言う「原子力に頼らない社会を創りたい」と言う目標は当然の事であります。
従って、その目標に向かって進めるために、「再生可能エネルギー」の開発を急ぐと共に、今ある原発の内、比較的安全な物だけは、取りあえず運転を認めて、当面の電力不足を最小限にすることで乗り切ろうという事である。
国民もその所を了承してか、出来るだけ節電に努めている様で、此のところの連日続く暑さの中でも、東電の電力需要状況は余裕を持った需給状態にある様だ。
しかし、原発依存度の高い関西電力は、一番国内需給率が心配される所であるから、節電の一層の国民協力と、取りあえずの原発稼働を認めることで、乗り切らざるを得ないのではないでしょうか。
従って、先ずは、原発稼働が利権(地域の補助金や保証金)の為に動かす物ではない事を認識する事が大切である。そして、今までの原発に対する「甘えた優遇措置」も見直すことが必要ではないでしょうか。
(えびなたろう)