自然エネルギーの開発を急げ (2011.07.12.)
安くて膨大なエネルギーを科学的に得ることで、考え出された原子力の利用はアメリカで原子爆弾と言う非人道的大量破壊兵器によって作り出された。それが、プルトニュウム239
と言う自然界には存在しない物で、天然に存在するウラン238に中性子をぶつける事によって簡単にプルトニュウム239が人工的に作られるのである。
この人工的に作られたプルトニュウム239は、核分裂を起こしやすい性質が有り核分裂を起こす時に膨大なエネルギーを放出するのである。
アメリカは、その性質を利用して、兵器としての爆弾開発を「マンハッタン計画」の中で創り出すことを国策として推し進めたのである。当時はアメリカもロシアも戦争に勝つことだけを考えていた時代で、軍事力だけが世界の外交の唯一の威嚇材料であったのです。
第2次大戦後、しばらくは米ロの冷戦時代が続いたが、各国の産業発展と共に、国の力を誇示する“力”が、経済力・技術力の傾向が強くなり、軍事力の評価が薄らいで来たころから「原子爆弾は持たない事」が、奨励され、「原子力の平和利用」が叫ばれるようになり、アメリカのニクソン大統領も「原子力は平和のためのエネルギーとして、新しい夜明けに繋がるであろう」とまで述べている。
日本でも、戦後平和国家としてスタートしただけに、科学技術の進歩により発見された科学技術を人類の発展に繋がる事を、期待し、原子力発電に国としても力を注いだのである。
従って、原子力発電を我が国の技術を象徴する輸出商品として、世界に貢献する事を目論んだのである。
ところが、今回の震災で、考えても見なかった、福島原発で、「メルトダウン」と言うやってはいけない事故を起こしたために、如何しても止まらない放射能汚染状態が続き、技術的に制御出来ない「お手上げ状態」が今なお続いている。この事故の真相は、全世界に広がり、今まで“安全”と言われた原子力発電が、根底から見直される状態になり、果たして本当に安全が確保出来るのか、科学的・技術的解明が必要になってきたのである。
我が国でも、真相が掘り起こされるに従って、データーの隠ぺいや改ざん、情報の ねつ造等々、ただただ、原子力の推進の為に「口封じ」「情報操作」「金による買収」等々が政・官・業・学会・マスコミまでに及んでいる実態が明らかになり、国民は将に何も知らされず、「安全だ!」だけが、理屈なしに叩き込まれ、「洗脳」されてきた事実が明らかになったのである。
従って、此の場に及んで、今までの流れの延長で、原発の「稼働か」「停止か」が論議され、
「停止」を叫べば「電力不足」を来たす事を覚悟しなければならないと言う岐路に立たされて居るのである。
何れにしても、早急に自然エネルギーの開発を急がねばならない事で、そのやり方としては今までの原子力普及に使った様な方法で、「自然エネルギー開発に向けて『電源三法』の資金を当てる事」を是非遣ってほしいと思います。
(えびなたろう)
安くて膨大なエネルギーを科学的に得ることで、考え出された原子力の利用はアメリカで原子爆弾と言う非人道的大量破壊兵器によって作り出された。それが、プルトニュウム239
と言う自然界には存在しない物で、天然に存在するウラン238に中性子をぶつける事によって簡単にプルトニュウム239が人工的に作られるのである。
この人工的に作られたプルトニュウム239は、核分裂を起こしやすい性質が有り核分裂を起こす時に膨大なエネルギーを放出するのである。
アメリカは、その性質を利用して、兵器としての爆弾開発を「マンハッタン計画」の中で創り出すことを国策として推し進めたのである。当時はアメリカもロシアも戦争に勝つことだけを考えていた時代で、軍事力だけが世界の外交の唯一の威嚇材料であったのです。
第2次大戦後、しばらくは米ロの冷戦時代が続いたが、各国の産業発展と共に、国の力を誇示する“力”が、経済力・技術力の傾向が強くなり、軍事力の評価が薄らいで来たころから「原子爆弾は持たない事」が、奨励され、「原子力の平和利用」が叫ばれるようになり、アメリカのニクソン大統領も「原子力は平和のためのエネルギーとして、新しい夜明けに繋がるであろう」とまで述べている。
日本でも、戦後平和国家としてスタートしただけに、科学技術の進歩により発見された科学技術を人類の発展に繋がる事を、期待し、原子力発電に国としても力を注いだのである。
従って、原子力発電を我が国の技術を象徴する輸出商品として、世界に貢献する事を目論んだのである。
ところが、今回の震災で、考えても見なかった、福島原発で、「メルトダウン」と言うやってはいけない事故を起こしたために、如何しても止まらない放射能汚染状態が続き、技術的に制御出来ない「お手上げ状態」が今なお続いている。この事故の真相は、全世界に広がり、今まで“安全”と言われた原子力発電が、根底から見直される状態になり、果たして本当に安全が確保出来るのか、科学的・技術的解明が必要になってきたのである。
我が国でも、真相が掘り起こされるに従って、データーの隠ぺいや改ざん、情報の ねつ造等々、ただただ、原子力の推進の為に「口封じ」「情報操作」「金による買収」等々が政・官・業・学会・マスコミまでに及んでいる実態が明らかになり、国民は将に何も知らされず、「安全だ!」だけが、理屈なしに叩き込まれ、「洗脳」されてきた事実が明らかになったのである。
従って、此の場に及んで、今までの流れの延長で、原発の「稼働か」「停止か」が論議され、
「停止」を叫べば「電力不足」を来たす事を覚悟しなければならないと言う岐路に立たされて居るのである。
何れにしても、早急に自然エネルギーの開発を急がねばならない事で、そのやり方としては今までの原子力普及に使った様な方法で、「自然エネルギー開発に向けて『電源三法』の資金を当てる事」を是非遣ってほしいと思います。
(えびなたろう)