きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

義捐金の支給を早く

2011-04-24 03:37:44 | Weblog
義捐金の支給を早く       (2011.04.24.)

16日のBlogにも書いたが被災者は災害以来40日も経っている、職もなく住居もなく体育館のような広い場所に、多数の世帯がただ寝泊りだけに暮らしている、何日もこのような生活が続くと、疲れと共に精神的な不安やストレスが溜まり、既に多くの人が健康障害を訴えている、お年寄りには耐えられない事である。それと同時にお金の心配も心細くなれば、尚更のことである。

日本赤十字社と中央共同募金会に寄せられた全国からの義援金は23日現在約1700億円集まり、また、自治体にも直接200億円以上が集まっているという。

しかも、集められたお金は大半がまだ被災者の手元に渡っていないと言うことである。
先日一次義援金の配分を決めたが、自治体によっては、被害者の明確な把握ができていないとか、役所自体も行政機能が大きく損なわれている事もあって、支払い作業に手が回らない市町村もあるようである。

この面でも、事務作業に国や県、他地域の自治体からの応援要員が必要で、ある。
1次配分の額は、遺族や行方不明の家族には35万円、家の被害は全壊が35万円半壊が18万円と決められているが、被害程度の判定が、難しく、取りあえずは被害者への概算金額だけでも支払い、第2次配分までには、確定すると言う方法で、配り出すことを決め、柔軟な対応をすることにしたらしい。

犠牲者の数や、被害の大きさからも、より多くの義援金を集めることが必要であるが、先ずは早く支払いを行い、役立ててもらうことが、善意を示された人たちへの感謝の気持ちが通ずることになるのである。
(えになたろう)