レボノと事業合併をするNEC (011.01.28.)
日本のパソコンメーカー首位の「NEC」と中国のパソコンメーカー、「レボノ」が事業合併に向けての交渉が進んでいるということです。
昔はパソコンを買うときに何処のメーカーが良いかが先ず最初に検討する項目である。
其れは、パソコンそのもの性能や、持っている機能が違うからで、メーカー側も機能や性能を売り物にした、技術の優劣を競っていたからである。
アメリカのIBM社は、世界一の技術を持ち、各所に工場を持って生産を行い販売もしていた。
ところが、パソコンの普及が全世界規模になり、必要なデーター処理に対しても「どこのメーカーで無くては駄目だ」と言う事も無く、製品、品質も殆ど変わらなくなってきた時代になったのである。
パソコンと言うものが、必要部品を集めて組み立てれば、出来上がる状況になって、アメリカのIBM社は中国で作っていた世界最大級のPCメーカーを中国に売却したのである。其れが「レボノ社」なのだ。
最早、其処にはパソコンの技術的要素による、商品価値ではなく、資材や部品の調達と組み立て、保管、流通に要する、諸経費から来るコストのみが、営業利益に影響する事になると言う、技術を売り物にするIBM社に取っては魅力の無い企業となり、従って、中国に売却したのである。
今回、日本のNECが事業合併の交渉をしていると言う事も、目的は、販売シェアーの拡大だけが目的で、中国だけでなく、世界に向けて、大量生産、大量消費を狙った物であると思う。
今、世界で第1位は、ヒューレットパッカードで、両社の合併はそれに肉薄する企業になるのでは無いでしょうか。
其のときには、1台3~5万円ぐらいでノートパソコンが買える様になると思います。
(えびなたろう)
日本のパソコンメーカー首位の「NEC」と中国のパソコンメーカー、「レボノ」が事業合併に向けての交渉が進んでいるということです。
昔はパソコンを買うときに何処のメーカーが良いかが先ず最初に検討する項目である。
其れは、パソコンそのもの性能や、持っている機能が違うからで、メーカー側も機能や性能を売り物にした、技術の優劣を競っていたからである。
アメリカのIBM社は、世界一の技術を持ち、各所に工場を持って生産を行い販売もしていた。
ところが、パソコンの普及が全世界規模になり、必要なデーター処理に対しても「どこのメーカーで無くては駄目だ」と言う事も無く、製品、品質も殆ど変わらなくなってきた時代になったのである。
パソコンと言うものが、必要部品を集めて組み立てれば、出来上がる状況になって、アメリカのIBM社は中国で作っていた世界最大級のPCメーカーを中国に売却したのである。其れが「レボノ社」なのだ。
最早、其処にはパソコンの技術的要素による、商品価値ではなく、資材や部品の調達と組み立て、保管、流通に要する、諸経費から来るコストのみが、営業利益に影響する事になると言う、技術を売り物にするIBM社に取っては魅力の無い企業となり、従って、中国に売却したのである。
今回、日本のNECが事業合併の交渉をしていると言う事も、目的は、販売シェアーの拡大だけが目的で、中国だけでなく、世界に向けて、大量生産、大量消費を狙った物であると思う。
今、世界で第1位は、ヒューレットパッカードで、両社の合併はそれに肉薄する企業になるのでは無いでしょうか。
其のときには、1台3~5万円ぐらいでノートパソコンが買える様になると思います。
(えびなたろう)