きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

仙谷官房長官の交代は当然だ!

2011-01-13 11:44:08 | Weblog
仙谷官房長官の交代は当然だ!     (011.01.13.)

菅総理は昨日仙谷官房長官を交代させ、枝野副幹事長を後任に充てる事を表明した。
年初に当たって、やる気満々の菅総理は、国会開会前に内閣改造人事を断行する事にしていたが、其の中の注目の一つが官房長官人事である。

仙谷氏も菅内閣ではそれなりの人材で、国民の期待を集めていたが、中国漁船の衝突事件で、中国側が日本の巡視艇にぶつかって来たものを、「ぶつけられた」と言う言いがかりを許し其の上、更に賠償金を要求して来た事は、日本国民は一様に強い反発の気持ちを持っていた。そして、その真実を示す唯一のビデオ映像の公開を望んでいたが、仙谷長官はビデオの隠蔽を主張したため国民は不満の気持ちを余儀なくされたのである。

ところが、海上保安庁の一保安官のビデオ流出が漁船衝突の真実を明らかにした為、日本国民は、拍手喝さいを送ったのである、しかし、仙谷長官は終始中国との事なかれ主張のためにビデオ放映を「国家機密漏洩罪」として取り扱い、保安官は辞職させられたのである。

従って、仙谷長官の今回の交代は、当然の事で、やむを得ない処置であると認識するべきである。
後任の枝野氏の就任には、脱小沢色の継続と受けとめ、適切な人事であると思います。

また、たちあがれ日本の与謝野共同代表は本日の午前同党に離党届を出し、菅改造内閣に協力する姿勢を示したと言う。
真に素晴らしい事で、党派を乗り越えて、今の国難に対処するため与謝野氏は政治家として、今までの経済・財政・金融等に対する、持っている能力を生かし、菅内閣に提供することで、この国を救いたいとする考えに心から賛辞を送りたいと思います。

しかし、一方において、いまだに自民公明両党は11年度予算に反対する方針を今から示しており、子ども手当て法案等も成立する見通しは立っていない、特に自民党は最初から3月危機と称して、衆議院解散・総選挙に追い込むことだけに躍起になっていて、党利党略だけの事しか考えていない様である。真に困った集団と言わざるを得ない人達であります。
(えびなたろう)