きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

新聞による情報操作では

2009-11-19 11:35:13 | Weblog
新聞による情報操作では        (009.11.19.)

今朝の毎日新聞に「何処の国の新聞」と言う与良氏の記事が載っていた。その記事には

<沖縄で取材する地元記者と話す機会があった。米軍普天間基地の移設問題で、「どうして東京の全国紙は早く現行計画通りに合意しろとばかり書くんですか」と言っていると言う。
沖縄県民が切なる希望をつなぐ県外・国外移設は、はなから無理ときめつけて、「早急にまとめないと日米関係が深刻な状況になる」と危機感ばかりを募らせる報道がめだつ。
ところが県民からすれば要するにこれは「米国の言うとおりにしろ」という話にきこえる。>

という記事である。私も全くその通りであると思う。

そして、鳩山総理の日米安保に付いて、「無能である」と断定し新政権の将来が危険に満ちている事を盛んに吹聴している。

恐らく、今までの自公政権下で、アメリカ一辺倒の政府のやり方に同調していたグループの考え方であろうと思うが、こう言うメディアの報道は公正とは考えられない「情報操作の新聞」としか思えない。

普天間基地の問題は、歴史的に見て、冷戦終結以後はアメリカ側にも縮小・撤退する方向に向いていたと言われている、それを日本政府が逆に「駐留経費を負担してあげるから日本に居てください」と頼んだ疑いが濃いと言われている。その証拠が「思いやり予算」である。そしてその金額は膨大な額に成っていると言う事です。

そして防衛官僚及びそれに密着する族議員たちは、米国という「虎の威を借りる狐」の戦略を取ってきたのである。

鳩山総理はその事を百も承知で、「日米地位協定の見直し」「核兵器の持込についての調査」等々も持ち出し、白紙で協議をする事によって、お互いに縛りのない、対等な同盟関係を作ろうとしているのだと思います。
(えびなたらおう)