きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

冒頭発言に全てが集約されている。

2009-05-16 10:29:05 | Weblog
冒頭発言に全てが集約されている。        (009.05.16.)

民主党代表選で、討論会の冒頭発言が、今、我が国に政権交代が必要な理由が完全に要約されている。

この内容は、今まで、自民党の総裁選挙には聴けなかった言葉で、早く政権交代して後の期待に胸躍る気持である。その冒頭発言とは次の通りである。(毎日新聞記事より)

 岡田克也副代表:今回の民主党の代表選は次の首相を選ぶ予備選だ。ここ数カ月間、残念ながら国民が少し「民主党は大丈夫か」と離れつつある。再度、期待を持ってもらえるようにしたい。頑張っている人たちがより幸せになれるように後押しするのが、いま最も政治に求められていることだ。政権交代して、行き詰まっている自民党政治を終わらせ、民主党政権で将来に向かって希望の持てる、安心感が持てる日本を懸命に形づくっていきたい。

 鳩山由紀夫幹事長:戦う相手は、お互い同士よりも麻生政権だ。政権交代後の日本の姿を愛のあふれた社会に築き上げたい。経済が厳しい中、のうのうと暮らし、官僚と政治の結託の中で豊かな暮らしが保障されている人がいる。そこに大きな無駄遣いがある。無駄遣いをやめ、官僚の天下りや渡りをなくし、公平公正で喜びあえる愛あふれる社会を築くために、官僚社会から国民が主役の社会をつくるために、民主党が頑張らないといけない。国難のとき、民主党も困難なときを迎えているが、民主党も脱皮するとき だ。新しい政治を国民に届けたい。

候補者二人の言葉は、今日本に最も欠乏している国民の気持を代弁している物で、此れこそが政権交代を求める最大の理由であり両者とも決意の方向は同じである。

「政治」とは国民生活に直結した面での、安定・幸せ・公平・公正を望む物で、今の政権が「景気対策」と称して、掲げた09年度補正予算に国民は喜んでいるであろうか、膨大なお金は、使うが、向っている方向は、官僚であり、企業であり、金持ち優遇、対策で、現実には失業者が増大、自殺する人がバブル以来最高、と言う現実を見逃している。

そして、見え透いた選挙目当てのバラマキ対策ばかりで、後から消費税を上げると言っている。なぜ、国民生活に野直結したところでの補助金を削減するのか。

此れでは、子供も生めない、子育ても出来ない、医療現場は不安だらけ、一方官僚の無駄使いは見てみぬ振り、厚生年金も未解決のまま。等々。

今日午後からの選挙で、民主党代表が決まるが、本当はもっとサポーターも含めた規模で民主的にやって欲しかったが、取りあえず、どちらの候補になっても、早く政権交代の実を着実に行なってくれることを期待したいと思います。
(えびなたろう)