政権交代に掛ける小沢の執念とは (009.03.29.)
小沢一郎代表は、今回の西松建設問題で、代表の座に異常なまでに固執している。と言うのは、彼は自分の手で日本の行政のあり方を転換し、政治を国民の手に取り戻す事に異常な熱意を示しているからである。
従って、小沢が総理になって、一番手強いと思っているのは、他ならぬ、官僚である。
官僚連中は、早くも次期政権交代を予測して、自らに降りかかる権力制限に今から異常なまでの警戒心を持っている。従って、その場合、一番怖れているのが小沢一郎で、彼だけには総理に成ってもらいたくない、と思っているからだ。
今回の小沢降ろしの「国策捜査」は、兎も角小沢だけには総理に成ってもらいたくないからで、後は岡田がなろうが、菅がなろうが、官僚がこぞって、反旗を振り上げれば民主党政権なんかは、赤子の手を捻るものだと、見くびっているからである。(細川政権の二の舞)
従って、官僚には、もはや自民党政権ではなく、野党に政権が交代した中で、官僚の力を何処まで、温存し、維持出来るかを最大の課題としてあらゆる手段を考えているのだ。
小沢にはそれが分かっているからで、異常なまでに執念を燃やしている。
小沢と言う人は、本来政権に執着する人ではなく、今までも総理になる可能性は何回と無くあったが、すべて拒否してきた人である。
今回彼が、執着するのは、自分が先頭に立って、官僚に対峙する決意で望んでいるからである。
単に、次期選挙だけを考えると、岡田や菅に交替した方が、民主党にとっては有利で、自民党にとっては不利にと思われている。確かに、国民の多くの人もその様に思っていると思うが。官僚にとっては一番小沢が恐ろしい存在なのである。それは、あの大自民党時代の幹事長を経験し、政権の酸いも、甘いも知り尽くし官僚の扱いに秀でているからである。
民主党の執行部が、選挙の不利を承知の上で、小沢で行くとした考えは、軽々に口では言えない部分が、多分に在ると思われる。
たかが、西松建設程度の問題で、選挙後も、再び官僚支配から抜け出せない政権が出来れば、またまた国民は浮かばれない事になるのではないでしょうか。
(えびなたろう)
小沢一郎代表は、今回の西松建設問題で、代表の座に異常なまでに固執している。と言うのは、彼は自分の手で日本の行政のあり方を転換し、政治を国民の手に取り戻す事に異常な熱意を示しているからである。
従って、小沢が総理になって、一番手強いと思っているのは、他ならぬ、官僚である。
官僚連中は、早くも次期政権交代を予測して、自らに降りかかる権力制限に今から異常なまでの警戒心を持っている。従って、その場合、一番怖れているのが小沢一郎で、彼だけには総理に成ってもらいたくない、と思っているからだ。
今回の小沢降ろしの「国策捜査」は、兎も角小沢だけには総理に成ってもらいたくないからで、後は岡田がなろうが、菅がなろうが、官僚がこぞって、反旗を振り上げれば民主党政権なんかは、赤子の手を捻るものだと、見くびっているからである。(細川政権の二の舞)
従って、官僚には、もはや自民党政権ではなく、野党に政権が交代した中で、官僚の力を何処まで、温存し、維持出来るかを最大の課題としてあらゆる手段を考えているのだ。
小沢にはそれが分かっているからで、異常なまでに執念を燃やしている。
小沢と言う人は、本来政権に執着する人ではなく、今までも総理になる可能性は何回と無くあったが、すべて拒否してきた人である。
今回彼が、執着するのは、自分が先頭に立って、官僚に対峙する決意で望んでいるからである。
単に、次期選挙だけを考えると、岡田や菅に交替した方が、民主党にとっては有利で、自民党にとっては不利にと思われている。確かに、国民の多くの人もその様に思っていると思うが。官僚にとっては一番小沢が恐ろしい存在なのである。それは、あの大自民党時代の幹事長を経験し、政権の酸いも、甘いも知り尽くし官僚の扱いに秀でているからである。
民主党の執行部が、選挙の不利を承知の上で、小沢で行くとした考えは、軽々に口では言えない部分が、多分に在ると思われる。
たかが、西松建設程度の問題で、選挙後も、再び官僚支配から抜け出せない政権が出来れば、またまた国民は浮かばれない事になるのではないでしょうか。
(えびなたろう)