麻生首相の沖縄遊説 (009.03.09.)
地方遊説の一環として麻生総理が7日に就任後、初めて沖縄を訪問した。首相の訪問に地元では、いま最も問題となっているアメリカ海兵隊グアム移転の問題と、普天間の滑走路移動問題等々、首相からのお土産話を期待していたようだが、そんな話は全く無く、首相は那覇のホテルにとどまり、建設業界との意見交換や自民党県連の演説などに大半の時間を割き、仲井真知事との会談はわずか25分だけであったそうだ。
そして、不発弾事故の被害者との面会はしたが、その後は米軍基地周辺の視察だけのようであった。
記者から、沖縄訪問に付いて聞かれて、「観光の話とか、直接聞かせてもらうのは非常に良かった」と言うのが首相の感想だと言う事で、仲居真知事をはじめ、周辺の人達から何しに来たのかと呆れられているそうである。
沖縄問題に関しては、政府はアメリカに非常に弱腰で、地元県民の声が繁栄されず、頭越しに米軍との話し合いが進められるから、県民の不満は一向に解決されていない、また交渉の内容も不透明である。
先日来日したクリントン米国務長官と中曽根外務大臣とで、沖縄海兵隊のグアム移転に関する協定」に署名したと言うが、移転費用として約60億ドル(約6000億円)を日本が負担する約束をしただけで何とも情けない国である。
総理は仲井真知事に「早期解決に取り組みたい」と口では言うが、住民が希望する滑走路の移動(沖合いへ数百メートル移動修正)については、「合理的理由がなければ、計画は変えられない」と拒んでいる。
先日、麻生総理はオバマ大統領にわざわざ会いにアメリカへ行ったが、この時も僅か1時間ばかりで終わり、何しに行ったのが共同声明も何もなく、機能不全内閣を見透かされ、まともな話も出来ないで帰ってきて、国民には一番乗りの首脳会談だとPRだけはするが、何とも不可解な首脳会談で、体よく誤魔化された気分だ。
このまま続けば日本の恥を天下にばら撒いているような物で、早く解散総選挙をやらないと、日本は、世界の笑われ者になってしまう。
(えびなたろう)
地方遊説の一環として麻生総理が7日に就任後、初めて沖縄を訪問した。首相の訪問に地元では、いま最も問題となっているアメリカ海兵隊グアム移転の問題と、普天間の滑走路移動問題等々、首相からのお土産話を期待していたようだが、そんな話は全く無く、首相は那覇のホテルにとどまり、建設業界との意見交換や自民党県連の演説などに大半の時間を割き、仲井真知事との会談はわずか25分だけであったそうだ。
そして、不発弾事故の被害者との面会はしたが、その後は米軍基地周辺の視察だけのようであった。
記者から、沖縄訪問に付いて聞かれて、「観光の話とか、直接聞かせてもらうのは非常に良かった」と言うのが首相の感想だと言う事で、仲居真知事をはじめ、周辺の人達から何しに来たのかと呆れられているそうである。
沖縄問題に関しては、政府はアメリカに非常に弱腰で、地元県民の声が繁栄されず、頭越しに米軍との話し合いが進められるから、県民の不満は一向に解決されていない、また交渉の内容も不透明である。
先日来日したクリントン米国務長官と中曽根外務大臣とで、沖縄海兵隊のグアム移転に関する協定」に署名したと言うが、移転費用として約60億ドル(約6000億円)を日本が負担する約束をしただけで何とも情けない国である。
総理は仲井真知事に「早期解決に取り組みたい」と口では言うが、住民が希望する滑走路の移動(沖合いへ数百メートル移動修正)については、「合理的理由がなければ、計画は変えられない」と拒んでいる。
先日、麻生総理はオバマ大統領にわざわざ会いにアメリカへ行ったが、この時も僅か1時間ばかりで終わり、何しに行ったのが共同声明も何もなく、機能不全内閣を見透かされ、まともな話も出来ないで帰ってきて、国民には一番乗りの首脳会談だとPRだけはするが、何とも不可解な首脳会談で、体よく誤魔化された気分だ。
このまま続けば日本の恥を天下にばら撒いているような物で、早く解散総選挙をやらないと、日本は、世界の笑われ者になってしまう。
(えびなたろう)