医療・介護の未来推計 (008.10.24.)
社会保障国民会議が纏めた医療・介護負担の増加にたいして、2025年までの推計が示され、「医療・介護サービスのあるべき姿」について「何もしない今の延長」の場合と「三段階に分けた改革」のシナリオ示して、費用負担の試算を提示した。
何もしない現状のままでは、高齢化がピークになる2025年には85兆円に増える(2007年40兆円)と言う物であるが、今後に向けて、更に質の高い医療・介護サービスを確保するには、91兆~94兆円の費用が必要であると言う事である。
この発表に付いては、今までの様な予算経費の削減だけの側面からの提案ではないので、改革そのものには賛同するが、中味について、国民が希望する内容になっているのかどうか、まだまだ疑問のあるところだ。
現状を見ても、後期高齢者医療制度の暗中模索、医師不足による緊急体制の不備、介護労働者の過剰労働・低賃金に拠る離職問題、等々、山積する諸問題を残し、政府が掲げる「医療・介護のあるべき姿」は今の実情を、先ず良く認識するところから、はじめなければ、机上の空論になってしまうのである。
政府の、計画や推計は、今までも的中した事が殆どないから、国民は更なる疑問を持たざるを得なくなっている。高齢者医療保険も高齢者の気持に合っていない机上の計画をただ国民に押しつけようとするから、混乱は何時まで経ってもおさまらない。
「100年安心健康保険」なんて政府自民党は大見得を切って、国民を騙して来たではないか、それが今では「明日にも不安な健康保険」になっている。
公共工事にしても、計画前では、すべて黒字で、良いことばかりでスタートし、今ではそれが、ムダ使いの温床になっている。(諫早干拓はじめ各地のダム建設の膨大な費用・採算の合わない全国に多数ある施設等々)
この原因は、地域の住民の意見を聞かず、現状の認識のないまま、机上の推論だけで、
計画を進め、遣りたいと決めれば、その方向に計画内容を改ざんしてまで遣ってきたからであります。
厚生労働省関係の問題だけでも、舛添大臣は一生懸命遣っている様に見えるが、今の政府与党の中では、全く相手にされていない、浮き上がってしまっている。
国民も、次期選挙まではと、白けた状態で、見ているのだが、何時までこの状態を放置するのか。
今回示された、推計案も、次期選挙後の新しい政権の中で良く議論されないと、此れも天空に飛んでしまう風船球の様に何処かへ行ってしまうのではないでしょうか。
(えびなたろう)
社会保障国民会議が纏めた医療・介護負担の増加にたいして、2025年までの推計が示され、「医療・介護サービスのあるべき姿」について「何もしない今の延長」の場合と「三段階に分けた改革」のシナリオ示して、費用負担の試算を提示した。
何もしない現状のままでは、高齢化がピークになる2025年には85兆円に増える(2007年40兆円)と言う物であるが、今後に向けて、更に質の高い医療・介護サービスを確保するには、91兆~94兆円の費用が必要であると言う事である。
この発表に付いては、今までの様な予算経費の削減だけの側面からの提案ではないので、改革そのものには賛同するが、中味について、国民が希望する内容になっているのかどうか、まだまだ疑問のあるところだ。
現状を見ても、後期高齢者医療制度の暗中模索、医師不足による緊急体制の不備、介護労働者の過剰労働・低賃金に拠る離職問題、等々、山積する諸問題を残し、政府が掲げる「医療・介護のあるべき姿」は今の実情を、先ず良く認識するところから、はじめなければ、机上の空論になってしまうのである。
政府の、計画や推計は、今までも的中した事が殆どないから、国民は更なる疑問を持たざるを得なくなっている。高齢者医療保険も高齢者の気持に合っていない机上の計画をただ国民に押しつけようとするから、混乱は何時まで経ってもおさまらない。
「100年安心健康保険」なんて政府自民党は大見得を切って、国民を騙して来たではないか、それが今では「明日にも不安な健康保険」になっている。
公共工事にしても、計画前では、すべて黒字で、良いことばかりでスタートし、今ではそれが、ムダ使いの温床になっている。(諫早干拓はじめ各地のダム建設の膨大な費用・採算の合わない全国に多数ある施設等々)
この原因は、地域の住民の意見を聞かず、現状の認識のないまま、机上の推論だけで、
計画を進め、遣りたいと決めれば、その方向に計画内容を改ざんしてまで遣ってきたからであります。
厚生労働省関係の問題だけでも、舛添大臣は一生懸命遣っている様に見えるが、今の政府与党の中では、全く相手にされていない、浮き上がってしまっている。
国民も、次期選挙まではと、白けた状態で、見ているのだが、何時までこの状態を放置するのか。
今回示された、推計案も、次期選挙後の新しい政権の中で良く議論されないと、此れも天空に飛んでしまう風船球の様に何処かへ行ってしまうのではないでしょうか。
(えびなたろう)