アメリカ大統領選の行方 (008.10.20.)
日本の衆議院選挙が遣るのか、遣らないのか、去年から、もたもたして国民は振り回されていたが。奏功するうちに、アメリカの大統領選挙のほうが早くなり、いよいよ来月4日には行なわれる。
民主党のオバマか、共和党のマケインかの戦いで、アメリカ国民は最高に盛り上がっている。そして、この終盤にきて、バラク・オバマ候補に優勢の呼び声が高くなってきた。
両者の選挙戦を通しての違いは、「変化」を唱えるオバマ氏と、「安定性」を唱えるマケイン氏の違いで、中でもマケイン氏は72歳、共和党政権下で経験豊かな実績を謳い政治の「安定性」を強調している。
対する、オバマ氏(47歳)は「We can change!」を叫び、上院議員を1期しか遣っていないが、兎も角今までのアメリカを変えようと訴えている。
此の辺は、日本の自民党政権と、変化を求める民主党政権の訴えと良く似ている。
麻生総理は「日本の政治は自民党でないと遣ってゆけないのだ」。政権を取った事のない民主党に任せることは、「危険であり、無責任だ」と言っている。民主党の方は、今までの「官僚政治を変える」と言って、早々とマニュフェスト掲げて、対抗している。
ワシントン19日の情報によると、共和党政権下の有力閣僚であったパウエル前国務長官が米国のNBCテレビ番組で反対政党であるオバマ氏を支援する考えを表明し「米国を変えてくれる力をもつ」「素晴らしい大統領になれる」と熱烈な支持表明をしたという。
この報道は、アメリカ国民にとって、大きな影響を与える事に成ると思う。しかもパウエル氏はブッシュ大統領と面と向って自分の思っていることを明確に表明している。
オバマ氏の高人気は、先ず米国経済の建て直しで、共和党の金持ち優遇政策に対抗し中低所得者への分配を考える経済活性化の道を掲げている。
そして、国民に触れ合う政治姿勢に多くの共感を持たれている様である。
ヤル気満々の若きオバマ氏が大統領になれば、おそらくアメリカも変わるだろうが、全世界も大きく変わる事になると思う。
日本では、早速、オバマ氏が日本贔屓なのかどうかが心配されているが、そんな事を当てにするようなことでは、返って馬鹿にされる事で、正々堂々、「平和国家日本」の姿勢を貫く外交を行なえば良いことである。
特に今回、日本は国連の非常任理事国の選挙で、3ぶんの2以上を大きく上回る得票で当選したのであるから、全世界に向けて、国際社会の平和と安全に貢献する覚悟が必要である。
来るべき2010年と言う年は、世界が変化する年で、それに対応できる立派な国として、日本も新しいスタートを切る必要があるのではないでしょうか。
(えびなたろう)
日本の衆議院選挙が遣るのか、遣らないのか、去年から、もたもたして国民は振り回されていたが。奏功するうちに、アメリカの大統領選挙のほうが早くなり、いよいよ来月4日には行なわれる。
民主党のオバマか、共和党のマケインかの戦いで、アメリカ国民は最高に盛り上がっている。そして、この終盤にきて、バラク・オバマ候補に優勢の呼び声が高くなってきた。
両者の選挙戦を通しての違いは、「変化」を唱えるオバマ氏と、「安定性」を唱えるマケイン氏の違いで、中でもマケイン氏は72歳、共和党政権下で経験豊かな実績を謳い政治の「安定性」を強調している。
対する、オバマ氏(47歳)は「We can change!」を叫び、上院議員を1期しか遣っていないが、兎も角今までのアメリカを変えようと訴えている。
此の辺は、日本の自民党政権と、変化を求める民主党政権の訴えと良く似ている。
麻生総理は「日本の政治は自民党でないと遣ってゆけないのだ」。政権を取った事のない民主党に任せることは、「危険であり、無責任だ」と言っている。民主党の方は、今までの「官僚政治を変える」と言って、早々とマニュフェスト掲げて、対抗している。
ワシントン19日の情報によると、共和党政権下の有力閣僚であったパウエル前国務長官が米国のNBCテレビ番組で反対政党であるオバマ氏を支援する考えを表明し「米国を変えてくれる力をもつ」「素晴らしい大統領になれる」と熱烈な支持表明をしたという。
この報道は、アメリカ国民にとって、大きな影響を与える事に成ると思う。しかもパウエル氏はブッシュ大統領と面と向って自分の思っていることを明確に表明している。
オバマ氏の高人気は、先ず米国経済の建て直しで、共和党の金持ち優遇政策に対抗し中低所得者への分配を考える経済活性化の道を掲げている。
そして、国民に触れ合う政治姿勢に多くの共感を持たれている様である。
ヤル気満々の若きオバマ氏が大統領になれば、おそらくアメリカも変わるだろうが、全世界も大きく変わる事になると思う。
日本では、早速、オバマ氏が日本贔屓なのかどうかが心配されているが、そんな事を当てにするようなことでは、返って馬鹿にされる事で、正々堂々、「平和国家日本」の姿勢を貫く外交を行なえば良いことである。
特に今回、日本は国連の非常任理事国の選挙で、3ぶんの2以上を大きく上回る得票で当選したのであるから、全世界に向けて、国際社会の平和と安全に貢献する覚悟が必要である。
来るべき2010年と言う年は、世界が変化する年で、それに対応できる立派な国として、日本も新しいスタートを切る必要があるのではないでしょうか。
(えびなたろう)