情報隠蔽に民主党の反発 (008.10.04.)
事の起こりは。
厚生年金の支給額算定の基礎になる標準報酬月額の改ざん問題で、政府は最初1件だけだと言っていたが、その後6万9000件の改ざんが発見された、それでも長妻議員は氷山の一角だと更に資料の提出を求めて9月25日に質問主意書を提出していた。
そして厚生労働省が更に75万件の改ざんを発表するに及んだが、その内容を民主党に知らせる前に自民党に非公式に知らせていた、その事を長妻議員に追及されると担当課長は「自民党からの要請があったからだ。政府と与党は一体だ」と弁明した。
この件に対し、政府・与党は「情報の事前検閲ではないか」と追求、調べによると全省庁に、自民党の国会対策委員会が「民主党から資料要求があった際は事前に相談するように」と言う通達を出している事が判明した。
質問主意書と資料要求に付いては、国会議員が国会法74,75条で所属議長に提出され、承認を得た上で政府に送られる、政府は7日以内に答弁書を閣議決定して議長に送られ、議員に渡されるのである。
今回その過程の中で、事前に自民党の国会対策委員会が、チェックし内容を知る事が出来る様にした事は、民主党が「事前検閲だ」として反発するのは当然である。
自民党にとって、この行為は、民主党への情報の流れを阻止する物で、「事前検閲」行為の疑いとして、6日からの予算委員会でまたまた、問題になることが予想される。
この問題については、自民党の情報公開に対し逆行する様な行為と、厚生労働省の腐り切った仕事振りに大改革の必要性を示す物で、国民に重大な被害を与えている事実を与党はもっと良く認識すべきである。
来るべき選挙は、「従来の様な官僚機構を容認する内閣」で良いのか、「無駄や、天下りの無い新しい官僚機構の内閣」にするのかを選択する選挙である。
だから、国民は、自民党には期待を失い、民主党内閣への交代を望んでいるのだ。
(えびなたろう)
事の起こりは。
厚生年金の支給額算定の基礎になる標準報酬月額の改ざん問題で、政府は最初1件だけだと言っていたが、その後6万9000件の改ざんが発見された、それでも長妻議員は氷山の一角だと更に資料の提出を求めて9月25日に質問主意書を提出していた。
そして厚生労働省が更に75万件の改ざんを発表するに及んだが、その内容を民主党に知らせる前に自民党に非公式に知らせていた、その事を長妻議員に追及されると担当課長は「自民党からの要請があったからだ。政府と与党は一体だ」と弁明した。
この件に対し、政府・与党は「情報の事前検閲ではないか」と追求、調べによると全省庁に、自民党の国会対策委員会が「民主党から資料要求があった際は事前に相談するように」と言う通達を出している事が判明した。
質問主意書と資料要求に付いては、国会議員が国会法74,75条で所属議長に提出され、承認を得た上で政府に送られる、政府は7日以内に答弁書を閣議決定して議長に送られ、議員に渡されるのである。
今回その過程の中で、事前に自民党の国会対策委員会が、チェックし内容を知る事が出来る様にした事は、民主党が「事前検閲だ」として反発するのは当然である。
自民党にとって、この行為は、民主党への情報の流れを阻止する物で、「事前検閲」行為の疑いとして、6日からの予算委員会でまたまた、問題になることが予想される。
この問題については、自民党の情報公開に対し逆行する様な行為と、厚生労働省の腐り切った仕事振りに大改革の必要性を示す物で、国民に重大な被害を与えている事実を与党はもっと良く認識すべきである。
来るべき選挙は、「従来の様な官僚機構を容認する内閣」で良いのか、「無駄や、天下りの無い新しい官僚機構の内閣」にするのかを選択する選挙である。
だから、国民は、自民党には期待を失い、民主党内閣への交代を望んでいるのだ。
(えびなたろう)