~愛とは、生きる力~
2012年 イギリス映画 (2012.12.21公開)
配給:東宝東和 上映時間:158分
監督:トム・フーパー
原作:ヴィクトル・ユーゴー (原作小説)
アラン・ブーブリル/クロード=ミシェル・シェーンベルク(ミュージカル)
衣装デザイン:バコ・デルガド
作詞:ハーバート・クレッツマー
作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク
音楽プロデューサー:アラン・ブーブリル/クロード=ミシェル・シェーンベルク
アン・ダッドリー
出演:ヒュー・ジャックマン (ジャン・バルジャン)
ラッセル・クロウ (ジャベール)
アン・ハサウェイ (ファンテーヌ)
アマンダ・セイフライド (コゼット)
エディ・レッドメイン (マリウス)
ヘレナ・ボナム=カーター (マダム・テナルディエ)
サシャ・バロン・コーエン (テナルディエ)
サマンサ・バークス (エポニーヌ)
アーロン・トヴェイト (アンジョルラス)
イザベル・アレン (少女時代のコゼット)
<見どころ>
文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に、世界各国でロングラン上演されてきた
ミュージカルを映画化。『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したトム・フーパーが
監督を務め、貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に
満ちた生涯を描く。主演は、『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン。
彼を追う警官にオスカー俳優のラッセル・クロウがふんするほか、
『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド
ら豪華キャストが勢ぞろいする。
<ストーリー>
ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放
されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。
1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で
働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と
知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを
耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。
<感想>
ユゴーの名作であり、ミュージカルの金字塔を打ち立てた作品。
ジャン・バルジャンの物語を中心に、後半は19世紀フランスの革命後の混迷に
登場人物たちが巻き込まれていく様を描いています。
劇団四季のミュージカルを観た時も感動しましたが、映画も良かったです。
私、もっとセリフがあって合間に歌うのかな?と思ってたのですが、違った。
まんまミュージカル。セリフはほとんどなく、すべて歌なので、ここまで徹底してると
思わなかったので、正直驚きました。
主演のヒュー・ジャックマンを始め、出演者の熱演には拍手もの。
歌は、あとで歌をかぶせるのではなく、生歌で撮り、後からオケがかぶさるという手法。
こちらの方が断然いいですね。感情をそのまま伝えるので、臨場感が違います。
もちろん、歌の技量はミュージカル俳優さんに劣りますが、それを跳ね除けてしまう
魂のこもった歌と演技。ミュージカルの醍醐味は歌なのだというのを改めて感じます。
個人的には、エポニーヌとアンジョルラスのキャラが好き。
ぶっちゃけ、コゼットとマリウスにはあまり共感できない。
恋敵のエポニーヌなんだけど、自分の気持ちを抑えて二人を結ぼうとする健気さ。
信念を持って命を落としたアンジョルラスにも涙でしたわ~。
あと、テネルディエ夫妻を演じた、サシャ・バロン・コーエンとヘレナは適役!!!
料理を作って、ミンチが出てくるシーンは、思わず二人が出てた「スウィーニー・トッド」
を思い出しちゃったわ。強欲な夫妻の間にどうしてエポニーヌのような
清い子が生まれたんでしょ?
ファンテーヌが歌う「夢やぶれて」、エポニーヌが歌う「オン・マイ・オウン」、
マリウス&アンジョルラスたちが歌う「民衆の歌」は、名曲中の名曲。
渾身の歌&演技に、感動しまくりでした。
まんまミュージカルなので、ミュージカルが苦手な人は不向きでしょう。
「赦し」と「救済」がテーマの一つとして描かれていて考えさせられますね。
民衆の無関心で革命が失敗に終わってしまう様は、どこか今の日本の政治を
連想してしまいます。
だからこそ、フィナーレでキャスト全員が“明るい未来を信じて、一歩ずつ進んでいこう”と
高らかに歌う姿に感動で涙が止まりませんでした。
歌の力って素晴らしい。
2012年の最後にこの映画が鑑賞出来て良かったです。 ぜひ映画館で!!
点数:10点 (満点)
>ヘレナ&サシャはぴったしだった~^^
あれ以上のハマリ役はないよね~^^
コゼット・マリウスのカップルには、いまいち応援できないが
エポニーヌはつい応援したくなるよね。
彼女、ピッタリでしたvv
ゴールデングローブも3冠とりましたよね。
アカデミーでも注目されるんだろうね!
感動だった~♪
俳優さん、どの人も良かったけど、ヘレナ&サシャはぴったしだった~^^
エポエーヌには涙涙だったよ><。可哀想だし。
年内に見れなかったのが本当に残念だったわぁ。
こちらこそ、今年も宜しくお願い致します。
私もミュージカルのまんま全編歌での構成には驚きました。
ミュージカル苦手な方には、ちょっと苦痛だったかも
知れませんが、この作品に関してはこの構成で正解だったと思いました。
歌の力ってほんとに凄いですね。
今年はどんな映画が出てくるか? 楽しみにしたいですね~^^
今年もよろしくお願いします。
全編、歌で構成されていたのに初めは驚きました。
でもこれが登場人物の心情を伝えるのには最適な方法なのだなと見ていて思いました。
苦しさとか愛しさとか心の中にある気持ちを歌い上げることにより観客にも強く訴える。
それぞれのキャラクターに共感を持つことができました。
歌ってスゴいですね。
このお話、普遍的で現代にも通じるものだというのは僕も感じました。
ほんとに素晴らしかったですよね。
それにしても、ここまでまんまミュージカルに
仕上げてくるとは思いませんでした。
俳優さんの演技&歌には力がこもっていましたね。
エポニーヌ演じたイザベル・アレンは、舞台でもエポニーヌ役だったそうです。
彼女の「オン・マイオウン」は胸打つものがありました。
たぶんゴールデングローブ、アカデミーの賞に入ってくると思います。
もう1回観たいぐらいです☆☆
2013年がこんな清々しい涙で始まるとは!
そのまんまミュージカルなので
ストーリーも分かりやすいし、
歌の美しさとそれぞれの俳優の上手さと
最初から最後まで引き込まれて観ていました。
今年もこんな映画に出会えますように。
ミュージカルの醍醐味は、やはり「歌」なんだなと改めて
思いました。
民衆の歌はグッときますね。
歌がすばらしくて本当に泣きました。
民衆の歌は本当になきました。。。
>「赦し」と「救済」がテーマの一つとして描かれていて考えさせられますね
本当になんだか切なくなりました。
社会情勢が不安定な今考えさせられますよね。
音楽の力に圧倒された作品でしたね。
キャストがみんな合ってました。
こちらこそ1年間ありがとうございました!
migさんの恒例のベスト&ワースト&特別賞の発表、楽しみにしています!
来年も宜しくお願い致します。
migさんも、よい年末年始をお過ごしください♪
わ!満点なんですね!
キャストみんな良かったですしね☆
ことし一年もありがとうございました!
たくさんコメントいただけてお話も出来て、良かったです♪
来年もよろしくお願いします♪
NAOさんもベストだすのかな?楽しみにしてまーす。
よいお年を。
日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
なお、twitterも開設しましたので、フォローいただければ最新情報等配信する予定です(http://twitter.com/movieawards_jp)。
ほんと、今考えてもこのメンバーはすごいですよね!
あの感動再びって感じでした♪
キャピーさんの感想もお待ちしています。
キャピー♪さんもよいお年を(^▽^)
来年もよろしくお願い致します。
舞台のまんま、セリフ全くなしでした。
その点で、ミュージカル苦手な方には不向きだと感じました。
ミュージカルがお好きなくりるなさんの感想、楽しみにしています♪
失礼いたしました。
ジャンバルジャン 滝田栄
ジャベール 鹿賀武史
ファンテーヌ 岩崎宏美
エポニーヌ 島田歌穂
マリウスに野口五郎などなど今書いてもすごいキャストでしたね!!
来年絶対みてきます♪
NAOさん、よいお年を♪
こちらに来て初めて帰省しない正月を迎える私、
元旦に観たいと思っています。
「夢やぶれて」は予告編で何度も聴いて、それだけでも涙しそうな歌でした。
今から期待しまくりです。