~会いたくても、会えなかった、愛する人へ~
2017年 日本映画 (2017.05.06公開)
配給:東宝 上映時間:99分
監督 降旗康男
撮影:木村大作
原案・脚本:青島武/ 瀧本智行
音楽:千住明
美術:原田満生
出演:岡田准一/小栗旬/柄本佑/長澤まさみ/木村文乃/矢島健一/北見敏之
安田顕/三浦貴大/高橋努/渋川清彦/りりィ/西田尚美/安藤サクラ/吉岡秀隆
<見どころ>
『駅 STATION』『鉄道員』などの降旗康男監督と撮影の木村大作がタッグを組み、
『永遠の0』などの岡田准一が主演を務めたミステリードラマ。主人公の刑事が殺害現場で
遺体となった幼なじみと対面し、共通の旧友が容疑者として浮上、事件の真相と3人の
男の封印された過去が次第に明かされる。主人公の旧友に小栗旬と柄本佑、ほかに
長澤まさみ、木村文乃らが共演。友人の死をめぐって現在と過去が交錯する展開と
重厚なドラマが堪能できる。
<ストーリー>
富山県警捜査一課の四方篤(岡田准一)は、漁港で旧友の川端悟(柄本佑)の刺殺体と
対面する。容疑者として浮上した田所啓太(小栗旬)を含む三人は、幼少期に親に捨てられ、
共に過ごした関係だった。会社と家族のために金策に奔走していた川端と、幸福な日々を
送る田所。そして、妻とすれ違いの日々を送る四方。こうして四方と田所は再会を果たす
ものの、四方の問い掛けに田所は何も語ろうとせず……。
<感想>
キャストが、岡田准一君をはじめ、有名な俳優さんばかり出ているので
公開前から期待していましたが、これ現代のお話だよね?^^;
作り手がわざとそうしているのかわかりませんが、スマホなどの最新ツールが出ている
にも関わらず、「昭和」の雰囲気なんですよ。
舞台は北陸ですが、少年3人の気持ちと、日本海のどんよりした風景がマッチしていて
とにかく映像がきれいでした。事件をきっかけに、彼らの関係性が動いていくわけだが
その事件の犯人が、ちと陳腐だったかな。あれじゃあ、誰が犯人になってもおかしくないよ(笑)
この作品で印象深かったのが、小栗旬君。
岡田君と対照的な演技でしたが、彼の演じた田所の人生をかけて贖罪を全身で受け止め
生きていく姿には、胸が打たれました。小栗君も結婚して2児の父になったせいか?
こういう演技も出来るんだなぁ~って、思いながら観てました。
妻の真理が出産して、感極まるシーンは、こちらももらい泣きしちゃいましたよ。
あと、吉岡秀隆さんと安藤サクラさんが、25年前と現在と両方演じてましたが
全く変化なしっていうのが、かなり気になりました。もぅすこし老け感出してほしかったです。
今の話なのに、「昭和」感を出した演出が評価わかれるかもしれませんね。
EDで撮影に岡田准一君の名があったので、あれ?と思い、調べたらカメラを回す人が
足りなかったので、駆り出されたそうで・・・・・。岡田君、お疲れ様でした(笑)
足りなかったので、駆り出されたそうで・・・・・。岡田君、お疲れ様でした(笑)
点数:7点 (10点中)
そうそう小栗君にびっくりしました。
こんな演技できるようになったんだな~って私も思いながら見ておりました。
小栗君、結婚して親になってからなんだか味が出てきたように感じます。
この映画以外にもまだ今年は出演作あるので、楽しみです^^