NAO日和

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「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

2018年04月15日 | 洋画

~「今」を弾丸のように打ち抜く、真実の物語~

2017年  アメリカ映画   (2018.03.30公開)
配給:東宝東和     上映時間:1時間56分
監督・製作:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:リズ・ハンナ/ジョシュ・シンガー
共同製作:レイチェル・オコナー/リズ・ハンナ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
衣装:デザインアン・ロス
出演:メリル・ストリープ/トム・ハンクス/サラ・ポールソン ボブ・オデンカーク
        トレイシー・レッツ/ブラッドリー・ウィットフォードブルース・グリーンウッド
       
マシュー・リス/アリソン・ブリー

<見どころ>
メリル・ストリープとトム・ハンクスが共演し、スティーヴン・スピルバーグが
メガホンを取った社会派ドラマ。実在の人物をモデルに、都合の悪い真実を
ひた隠しする政府に対して一歩も引かない姿勢で挑んだジャーナリストたちの
命懸けの戦いを描写する。『コンテンダー』などのサラ・ポールソンやドラマシリーズ
「ベター・コール・ソウル」などのボブ・オデンカークらが出演。
脚本を『スポットライト 世紀のスクープ』で第88回アカデミー賞脚本賞を受賞した
ジョシュ・シンガーらが担当した。

<ストーリー>
ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた。
そんな中、「The New York Times」が政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の
存在を暴く。ライバル紙である「The Washington Post」のキャサリン
(メリル・ストリープ)と部下のベン(トム・ハンクス)らも、報道の自由を求めて立ち上がり・・・。
(以上、シネマトゥディより)

<感想>
公開前に、フジTVでOAされている奇跡体験!アンビリバボー」で、
メリル・ストリープが演じたキャサリン・グラハムの特集を事前に観たおかげで
よりこの映画を深く観ることが出来て良かったです。

 
スピルバーグ監督が、一年足らずで製作から公開へとこぎ着けた驚異的早撮り
ということでも話題でしたが、内容がまさにタイムリーですものね。
今、ここで公開しなければ、という監督の想いがわかります。

 
キャサリン・グラハムの決断力。ほんとうに凄いと思います。
映画では描かれていませんでしたが、秘書のフリッツは専業主婦だった
キャサリンをしっかり支えていて、大切なことは、必ず2回念押しして言ったそうで
この決断の時は、フリッツは1度しか言わなかった、フリッツ自身もこの件は
迷っている証拠で、尚更自分が決断しなければ、と思ったそうです。

信念と責任を背負って事実を報道するまっすぐな姿勢は、日本のマスコミ
関係は見習うべきかも。何様のつもり?って思うほど勘違いなのが多いように感じます。

メリル・ストリープ、トム・ハンクスが共演だけでも見ごたえありました。
娯楽性には欠けますが、見ておく作品だと思いました。
 
点数:8点 (10点中)

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