NAO日和

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「ブルーピリオド」

2024年08月17日 | 邦画

~情熱は、武器だ~

2024年  日本映画  (2024.08.09公開)
配給:ワーナーブラザース映画  上映時間:115分
監督:萩原健太郎
原作:山口つばさ  (「ブルーピリオド」 月刊アフタヌーン連載)
脚本:吉田玲子
美術:宮守由衣
音楽:小島裕規“Yaffle”
衣装:東海林桃花
美術アドバイザー:川田龍
主題歌:WurtS 「NOISE」
出演:真栄田郷敦/高橋文哉/板垣李光人/桜田ひより/中島セナ/秋谷郁甫
   兵頭功海/三浦誠己/やす/石田ひかり/江口のりこ/薬師丸ひろ子

<見どころ>
「マンガ大賞2020」を受賞し、アニメ化もされた山口つばさの漫画を実写映画化。
充実した日々の一方でむなしさも抱える高校生が、一枚の絵をきっかけに美術の
面白さに目覚め、国内最難関の美術大学を目指して奮闘する。
『サヨナラまでの30分』などの萩原健太郎が監督、『ガールズ&パンツァー』
シリーズなどの吉田玲子が脚本を担当。 『彼方の閃光』などの眞栄田郷敦が主演を務め、
『交換ウソ日記』などの高橋文哉と桜田ひより、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』
などの板垣李光人らが共演する。

<ストーリー>
成績優秀で世渡り上手でありながら、どこか空虚な思いを抱える高校生・矢口八虎
(眞栄田郷敦)。あるとき苦手な美術の課題で一枚の絵を描いた際、初めて本当の
自分を表現できたような感覚を抱く。アートに興味を持ち始めた彼は、国内最難関の
美術大学の受験を決断する。経験も才能もない中で、才能あふれるライバルたちや
アートという正解のない壁に葛藤しながらも、八虎は情熱だけを武器に困難に
立ち向かっていく。

<感想>
原作=未読

原作本がマンガ大賞2020を受賞しているので、公開前から気になっていたのと
お盆休みのほうが、私が出かけても家族の誰かがはなをみてくれているので
動きやすい、ということもあってリフレッシュも兼ねて観に行ってきました。


観てると、娘の美大受験期を思い出します。
そう思うと、美大受験に関して親子で話す深さが尺の関係で仕方ないが
少し浅かったのと、美術予備校の描写が唐突に感じ、原作を知ってるか
美大受験経験者しかわからないのでは?とも感じます。

美大って、各大学に寄って狙いどころと課題が大きく異なるので
掛け持ち受験がなかなか難しいんですよね。定員も少ないので
必死の熱量が凄い。そんな感じが映画でも感じ取ることができました。


ユカ役を演じた高橋文哉さん。難しい役どころでしたが繊細な役を
魅力的に演じていたと思いました。真栄田郷敦さんは自身も音楽で
芸大を受けた経験があるので、その経験が生きたかな?熱量を感じました。

周りで支える大人や先生方も良かったですね。
「好きなことをする努力家は最強なんです」⇒この映画の本質を突いた
素敵なセリフでがむしゃらに頑張る姿は、見ていて清々しく感じました。

美大(東京芸大)を目指すストーリーだが、美術に限らず何にでも
当てはまることが出来る映画で、広く見てほしい作品です。

点数:7点/10


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2 コメント

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同調して~ (cyaz)
2024-08-20 09:15:04
NAOさん、おはようございます^^

残暑お見舞い申し上げます。
年々夏の暑さがヒートアップしていって、
体温より高い気温が当たり前になったらどうしましょ(笑)!?

学生の頃に早くから自分の夢に向かって歩く人、
なかなか見つけられずに焦って過ごす人、様々でした。
自分もなかなか進む方向を決められず、好きなさえ諦めてしまったような・・・。
そんな自分のアオハルを重ね合わせながら観ていた映画でした。
夜中に京都の町を当てもなく歩いていることもありましたねぇ(笑)
返信する
cyazさんへ (NAO)
2024-08-21 00:14:06
こんにちは~cyazさん☆
残暑お見舞い申し上げます🍉

自分の学生時代を少し思い起こさせてくれる映画でしたね。
美術の予備校シーンは、娘が同じようなことをやっていたので
あ~あんなことやってたなぁ~デッサン描きまくってたよなぁ~
なんて思いながら観てましたね^^
返信する

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