NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<8月の鑑賞予定映画>

「ブルーピリオド」「ボレロ 永遠の旋律 」「ラストマイル」

「記者たち 衝撃と畏怖の真実 」

2019年04月24日 | 洋画

~真実は、誰のためにあるのか~

2017年  アメリカ映画   (2019.03.29公開)
配給:ツイン     上映時間:91分
監督・製作:ロブ・ライナー
脚本:ジョーイ・ハートストーン
美術:クリストファー・R・デミューリ
衣装デザイン:ダン・ムーア
音楽:ジェフ・ビール
字幕監修:池上彰
出演:ウディ・ハレルソン/ジェームズ・マースデン/トミー・リー・ジョーンズ
    ミラ・ジョヴォヴィッチ/ジェシカ・ビール/ロブ・ライナー

<見どころ>
イラク戦争のさなかに真実を追い続けた実在のジャーナリストたちを描く
実録ドラマ。ジョージ・W・ブッシュ政権下で奔走した記者たちを、
『スリー・ビルボード』などのウディ・ハレルソン、『X-MEN』シリーズなどの
ジェームズ・マースデン、『ハリソン・フォード 逃亡者』などのトミー・リー・
ジョーンズが演じるほか、ジェシカ・ビール、ミラ・ジョヴォヴィッチらが共演。
ウディ主演作『LBJ ケネディの意志を継いだ男』などのロブ・ライナーが
メガホンを取った。

<ストーリー>
2002年、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は大量破壊兵器の保持を
理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。アメリカ中のメディアが政府の
情報を前提に報道する中、地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社
ワシントン支局の記者ジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)とウォーレン・
ストロベル(ジェームズ・マースデン)は、その情報に疑念を抱き真実を
報道するため取材を進める。

<感想>
「バイス」鑑賞後に、この作品をすぐに鑑賞。

 
原題「SHOCK AND AWE」は、イラク戦争開戦時の作戦名。

イラクは大量破壊兵器を保持している・・・と、当時のアメリカ政府のねつ造で開戦。
「バイス」は政府側からだったが、今作はジャーナリスト側からの作品。
いやはや、「ワシントン・ポスト」も「ニューヨークタイムズ」も、政府の
いいなりのような記事を書いてたわけですか。  「ペンタゴン・ペーパーズ」
の時の信念はどこへ行ったのでしょうか?と言いたいです。

 
そんな中、ナイト・リッダー社だけ孤軍奮闘で、真実を報道し続けたのには
拍手を送りたいですが、結局は抑止できなかったのが悔しいところ。
バカげた政府のおかげで、米兵は5万人戦死し、いまも撤収できずな有様です。

それでも、こういう形で語られるところが、アメリカの良いところ。
日本では、出たとしても、うやむやに済ますかもみ消されますね。
そう考えると、なんかぞっとするのですが・・・。

内容は91分なので、ザックリと語った印象。
もう少し時間伸ばして、掘り下げれるところはもう少し丁寧に撮っても
よかったかも?と思いました。 いずれにでよ、「バイス」と併せて鑑賞
することをおすすめします。

点数:8点 (10点中)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする