NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<8月の鑑賞予定映画>

「ブルーピリオド」「ボレロ 永遠の旋律 」「ラストマイル」

「スポットライト 世紀のスクープ」

2016年04月28日 | 洋画

~暗闇にひときわ輝く、希望の光~

第88回アカデミー賞  作品賞&脚本賞受賞作品
2015年  アメリカ映画   (2016.04.15公開)
配給:ロングライド     上映時間:128分
監督:トム・マッカーシー
脚本:トム・マッカーシー/ジョシュ・シンガー
音楽:ハワード・ショア
衣装:ウェンディ・チャック
美術:スティーヴン・カーター
撮影監督: マサノブ・タカヤナギ
出演:マーク・ラファロ/マイケル・キートン/レイチェル・マクアダムス
    リーヴ・シュレイバー/ジョン・スラッテリー/スタンリー・トゥッチ
    ブライアン・ダーシー・ジェームズ/ジェイミー・シェリダン/ビリー・クラダップ
    ニール・ハフ/ポール・ギルフォイル

<見どころ>
アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた
実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ。カトリック系住民が多いボストンで、神父に
よる児童への性的虐待事件を暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかに
なる衝撃の真実を描き出す。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
などのマイケル・キートンが記者を好演。複雑に絡み合う事件の根の深さに慄然とする。

<ストーリー>
2002年、ウォルター(マイケル・キートン)やマイク(マーク・ラファロ)たちのチームは、
「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまで
うやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。
カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが……。

<感想>
映画とわかっているんだが、出演者の演技力が凄すぎてドキュメンタリーって印象。

 
記者の事実を追い求める姿勢は、観ていて正義感を強く感じました。
目の前の起きていることはもちろんだが、根本的な原因をあぶりださなければいけない
そのブレない姿勢はお見事。ジャーナリズムの神髄を見た感じで、日本の
マスコミも見習ってほしいな~と感じました。

 
宗教に疎い私でも、このスキャンダルはびっくりだったから、カトリック信者の方々は
めっちゃショッキングでしょうね・・・・・しかも被害に遭った都市の数のなんと多いこと。
EDで都市名が出てきましたが、あまりの数に絶句しちゃいましたよ。

「加害者」である神父達も、『精神年齢が12歳程度』と診断されていたりするので、
彼らもある意味「被害者」なのかもしれません。だからと言って許されるわけではないけれど。
この問題は、映画でも語られてましたが、相当根が深いですね。

信仰心の厚い欧米で、ここまでよく描いたと拍手送りたいし、「沈黙は罪」というのを
強く感じた作品でした。

点数:8点 (10点中)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする