~これが、最後~
2011年 イギリス/アメリカ作品 (11.07.15公開)
配給:ワーナー 上映時間:130分
監督:デヴィッド・イェーツ 製作総指揮:ライオネル・ウィグラム
原作:J・K・ローリング
脚本:スティーブ・クローヴス
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:ダニエル・ラドクリフ/エマ・トンプソン/ルパート・グリント/ヘレナ・ボナム=カーター
レイフ・ファインズ/マギー・スミス/マイケル・ガンボン/アラン・リックマン
<見どころ>
J・K・ローリング原作のベストセラー・ファンタジー小説を映画化し、世界的大ヒットを
飛ばした映画版最終章。主人公ハリーと宿敵ヴォルデモート卿の本格的決戦により
魔法界全体を二分する戦いの火ぶたが切って落とされる。
前作同様監督はデヴィッド・イェーツが務め、今回も主演のダニエル・ラドクリフを
はじめおなじみのキャストが集結。フィナーレへと向けたハリー最後の冒険を描く
シリーズ初の試みとなる全編3D映像は見逃せない。
<あらすじ>
ハリー(ダニエル・ラドクリフ)は親友のロン(ルパート・グリント)、
ハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと共に旅に出る。
それは長年の宿敵ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)抹殺の手掛かりとなる
分霊箱を求めての旅だった。だが、魔法省やホグワーツ魔法学校が次々と死喰い人の
傘下に入る中、もはや誰の身も安全ではなく……。
<感想>
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
「ハリー・ポツターと謎のプリンス」 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」
「賢者の石」が公開されたのが2001年。
あれから10年、いよいよグランドフィナーレとなった。
1作目から見ているので、それだけでも感慨ひとしお。
最大の敵・ヴォルデモートを倒すカギとなる分霊箱探しから始まる。
1作目はお子様ファンタジー要素たっぷりだったのが、ハリーの成長・宿命の重さ
と共に、後半の作品はダークな展開になっていったが、最終章はその集大成とも
いうべき展開。ヴォルデモートを倒すべく、ホグワーツのみんなが総力を挙げて
闘う場面がほとんどを占める。
魔法の魅力で溢れていたホグワーツ魔法学校が、戦いの場になり、ものすごい展開に。
今まであまり見られなかった先生方の魔法さばきが見られ、厳しいシーンの中にも
見ごたえがあった。副校長のマクゴナガル先生の呪文シーンも注目。
「この呪文、一度使ってみたかったのよね」は、私のツボにはまりました。
シリーズが、ここまで人気になったのは、作品の良さはもちろんなのだが、
主人公に対して、アンチヒーロー的な存在がいるかいないかにもよると思う。
ハリーポッターシリーズにおいては、なんといってもスネイプ先生が、その位置であった。
彼がなぜハリーに対して嫌悪を持ちながらも、陰で支えていたのか?
この謎は、 “憂いの篩”によって明かされることになる。
ヴォルデモートという絶対的悪に立ち向かう話・家族との絆を前面に出していた
本作品だが、伏線に、彼の純粋な気高い恋愛物語があるとは思わなかった。
「FOREVER(永遠に)」・・・・・この一言は重い。
あと、シリーズを通して一番成長したのは、ネビル・ロングボトム。
初期の作品で、彼が重要な存在になる記述が書かれていたが、まさかこんな
重要な役だったとは、超意外。(ネビルくん、すまん
)
最初はオドオドした子だったのに、最終章は一番逞しかったぞ。
それに比べて、ドラコは、図体ばかりでなんの成長もしなかったな・・・・・。
分霊箱を見つけていく過程で、ハリーは自分の置かれた立場を知ることになるが
最後、強い信念でヴォlルデモート立ち向かっていく姿は素晴らしかった。
10年見てきた我々ファンにとっては、感動の作品になったことには間違いない。
それにしても、10年間での3人の成長はすさまじい?もの。
ハーマイオニーは美しく&胸も立派に成長し、ロンはでっかく&ぷよ?っとなり
そして、ハリーは見事にオッサン化してしまい・・・・。
3人ともよく頑張ったよ!
でも、この後の俳優生活大変そうだよね・・・・・イメージ払拭するの大変そう。
若手&ベテランのバランスがとれ、ほとんどイギリス人俳優を機用しているので
イギリスらしさ溢れるシリーズだった。単なる子供ファンタジー話なのに
ここまで壮大な作品を作り上げたJ・Kローリング女史の想像力には恐れ入ったの一言。
シリーズを支えてきた、スタッフ&キャストに心から拍手を送りたい。
これで「魔法」が終わっちゃうのか・・・と思うと、少し寂しいなぁ~。
点数:10点(満点)