日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

マジック2点灯☆ ジジババ観戦日記☆

2010-09-24 12:13:11 | ホークス

 それは、生協のチラシから始まった。。。
「あ~これこれ! ホーム最終戦プラス、クライマックスシリーズのチケット販売のご案内だ」
昨年もこれを申し込み、母娘、確か西武戦だったと思う…をドームで見てきた筈。 ホークスは惜しくも楽天に追い越され、3位に終わり、ホームでの試合が無かったため、お流れとなってしまったのだった。
 「今年こそはー多分、2位に食い込めるかどうかってところだろうね」
チケットを申し込もうとした時点では、ホークスは打線が低迷しており、とても勝ち進めそうには…、あ、失礼! まさかの逆転劇など予想できるチーム状況ではなかったような気がします、ハイ。
だからこそ、絶対、2位か優勝を願ってチケットゲットしようと意気込んだら。。。

 「あれ? 申し込み締切日、昨日だったんじゃないの。どーして教えてくれなかったのよ」
水曜日が生協の商品配達日。その翌日に初めてチラシを目にした私は全く気がつくことなく、申し込み期限はすでに過ぎ去っていた・・・。
あ~ぁ。 それで、どうしたかと言うと、生協のカスタマーサービスへ電話しちゃったんですねー、私。
フリーダイヤルだから、ココへの電話は多分、違う商品が届いたとか、届かないとか、苦情の比率が高いのではないか? と電話口に出た女性の声の調子から察することが出来た。 丁寧な応対の後、 「昨日で〆切りだった商品を追加で申し込みたいのですが、可能ですか?」と聞いた途端、声のトーンが一オクターブ上がったからだ。

はい、勿論 出来ます」みたいに。
(正確には、何とおっしゃったか覚えていません。ごめんあそばせ)

そして商品の配達日。噂のチケットが届いた。母の手に。
その日は、西武3タテをした直後で、福岡の街全体がホークス一色に染まっている。
配達のお兄さんの顔も勝ちどきレッド色に赤く紅潮していた。。。

「鈴木さんっ! 良かったですね~! 
こんなに面白くなってきて、チケットを買った甲斐がありましたね」
「ほんとうねぇ」
同じく生協仲間の近所の浦島さんと生協のお兄さんの二人で大いに盛り上がっていたらしい。

それが一緒に行く筈だった娘がポケていて、自分でチケットを申し込んでおきながら、「早出の勤務希望を出していた』のよね・・・。だから、行けなくなっちゃったのよね。私一人で行く気分じゃ…」とは 言えなかったらしい。

鈴木さん、赤いユニホーム持ってる? 持っていなかったら貸してあげるわよ」

親切な近所の浦島さんに感謝しつつ、その日は生協を後にした鈴木婦人(すずの母)なのであった。。。

代行者には父、晴夫を強く推した娘のすずだったが、母は気乗りがしないらしい。

「お父さんと一緒に行ったら、ウロウロするから、私とはぐれて迷子になるから」
というのが理由らしい。
まあ・・・ね。 
これについては、「両手いっぱいにシドニー」を御一読下さい。
「父、晴夫の行動パターンが手にとるように分かる」と親戚の皆さんのお墨付きですから。
あ、でも、この本、もうすでに絶版となりました。

ロッテ戦当日の朝。

「今日の試合、お父さんと行くの?」
「どうしようかねぇ。一人ならバスで行った方がいいし、一応、家のカギを忘れんように持っていっといて」
「うん、分かった」

両親揃ってドームへ向かったかどうか、私は知らずに仕事を終えると急いで帰宅。
テーブルには、一枚の半紙に書かれたメモがー

「福岡ドームへ行ってきます。 父」

結局、二人で行ったんだー。
じゃ、車か。

職場では利用者さんとスタッフの 「なんだかよく訳が分からないけれど、鈴を振って応援すると、いいことがあるらしい」おトキさんを中心にホークスに声援が送られていた。
認知症のおじいちゃま、おばあちゃまもホークスを応援しています。
職場、家族ぐるみです。
福岡の各家庭や施設がホークスの味方です。
力強いですね☆

帰宅後、テレビのスイッチを入れると、 ダブルプレー試合終了~のシーン。
ぜ~ぜ~ぜ~と急いで帰宅し、最後の瞬間だけ、間に合った。
そのままセレモニーに突入。
父晴夫と母も最後まで観ていたらしい。
前から2列目の席でっ!
うっ・・・羨ましすぎる!


さてっと。
ここから場所は福岡ドームです。
各チーム、ウォーミングアップを終え、大型スクリーンには、試合前のいつものあれ! 
そう、音楽に合わせて杉さまや松中選手のプレーが映しだされます。

ここで母から娘の私に問題です。

「いつもの席からだと見えなかったことが、前身体と良く分かるのよねー。
この大型スクリーンに選手が映し出されている間、松中選手は何をしていたと思う? あ、この日は彼、試合に出てないけどね。
え? 分かる訳ないって? じゃ、教えてあげるわ。黒いユニホームを着たロッテの里崎捕手とずっと話をしていたんよ。何を話していたんだろーね?」

「さぁ。二人とも一緒に日本代表で米国と戦ったこともあるし、親しいんじゃないの?
ホークスは日ハムでクライマックスを戦った年、テレビに解説ゲストで出ていた里崎捕手が、「今の判定はオカシイ! ズレータの走塁が守備妨害っていうのなら、自分はいつもぶつけられてるから、毎回守備妨害されてますよ! あ、今の判定もオカシイ。絶対、大村選手の足が速かったですよね。これで二人もホークスの走者がアウトにされた!」
 …って正しい判定の理解者だもん。最後は和己の打ち取った当たりをセーフにされて、宗リン、慌ててホームに投げたけど、間に合わないよね
。アウト、チェンジって思ってるから。
あれでホークスの優勝も消えたしねぇ。
なんか、ルール改正や審判による理不尽な展開多すぎたCSだったね。
何年間も。 
ホークス1位になるだろうと予想可能な初年度も良く年もアドバンテージ無くてさ。 
混戦が予想された年からアドバンテージが導入されたりとか・・・ネ。
今年こそ、優勝して あの時の悔しさを晴らしたいよね」

7年分の悔しい想いが詰まったマジック2点灯だー。
母の質問から、話が過去へ飛びました。失礼!

「じゃ、次の質問。松中選手が里崎捕手と話している間、小久保選手は何をしていたと思う?
分からない? 
彼、ずっと一人でストレッチしていたよ。
流石キャプテンやね~」


「じゃ、最後の質問ね。宗リンは何をしていたでしょう~」
「分からない」
「隣に座っていた御婦人も、ほら見て! 宗リンがっ! って笑っていたよ。みんなあの辺に座っていた人達は宗リンに注目していたんじゃない?」

宗リンは、音楽に合わせて踊っていたんですって♪ カワイイ

試合の流れについては、ファンの皆さんは詳しいでしょうから、ここでは省略しー。

「これね! 近所の浦島さんが貸してくれたんよ。 赤のユニホーム! これを持って行ったら、旗をくれたんよ」
と、母。
着らずに持参して、旗のように振ってきたみたい。

ドームは赤一色。
違う色だとかえって目立ちそうだが、父晴夫はどうしたのか聞くと、
次女、ゆっこ大特価中(ブログID名)が還暦のお祝いに贈ったレッドパンツ(下着)で試合観戦に臨んだそうな。
画像?
無いよ、そんなの。
目の毒じゃん。
ちなみに余談ですが、次女は大特価中でも、長女のすずは、廃棄処分済ですので。あしからず。

ジジババ観戦記、おわり。


皆さん、こんにちは。
さわやかな秋空ですね。
昨日は夕方からも忙しくラジオで西武対楽天戦を聴いていました。
最後、押し出しで1点差になったとき、ハラハラドキドキしましたよ。
スリーアウト! とアナウンサーが言った瞬間、ほっとして肩の力が抜けました。
昨日ほど九州に『楽天のにわかファン』が増えた日は、無かったかも、、、ですね。

西武のマジックが消え、ホークスに2が点灯。
マジックは消えたり付いたりするものですが、マジックが消えて、ほかのチームに点灯するなんて~
こんなの、ちょっと聞いたことが無い私です。

今さら言うまでもなく、この一年近く、ホークスには楽しませて頂きました。
特にタムには多くの勇気を貰いました。
明日の日ハム戦。
勝って、かつての悔しさを跳ね返しましょう~♪
札幌ドームで胴上げだ~い♪


すず

Comments (6)
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