日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

利用者さん達と「いのちのたび博物館」へ♪

2013-07-12 06:27:08 | Weblog

 前回、お誕生日当日に「九州は梅雨明け宣言」という記事を書いたその日から連日の猛暑です あれだけ集中豪雨&雨の一週間が続気ながら、突然の真夏日。 日中は余りの暑さに 「身体がついていけな~い」 ジリジリ肌がこげそうです。

 さて、そんな猛暑日も何のその。10日には 利用者さん達と職員総勢30名でバスに揺られ 「いのちの旅博物館」へ行ってまいりました 何でもリニューアルオープンしたそうでして、8年前に当時3歳だった甥っ子ゆうちゃんを始めて連れて来た日とは 館内も随分変わっていました。 以前は薄暗かったのですが、高齢者&身障者向けのエレベーターが入口すぐにあり、また休憩室もあり、利用しやすかったです。 かなり広い館内で、自分が迷子にならないか、いえいえ、利用者さんを見失ったりしないか かなりドキドキしつつ出かけましたが、大丈夫でした。 やはり当日、朝5時に起きて、腰痛予防ストレッチを中心にみっちり身体を動かして、ゆっくり朝食して (トースト、コーンフレークヨーグルト、トマトジュース、豆乳) 再び6時半にラジオ体操をして…。 この時点で すでに大量の汗をかき、出勤前に じっくりシャワーして汗を洗い流し、さっぱりしてから出勤したのが良かったのかも。(長いな、文章)

 まぁ、いずれにせよ、その日に備えて、身体と心の準備だけは 出勤前からしていました。前日から 遠足を控えた小学生みたいに、ちょっと興奮状態!? 眠れなかったですからね…。いつもなら 寝つきが良いのに。 疲れている時は寝ようと思わずとも いつの間にか眠っている私 それが眠れなかったんですから、どれだけ緊張していたか。 何はともあれ無事に事故もなく 皆さん笑顔でき戻って来れて、心底ほっとしました。 私も迷子にならず良かった…!? (詳しくは2009・11・29『お相撲さん旅行記最終回~トイレと私と迷子~』参照のこと)

 入浴を済ませた直後、11時20分ごろ、予定より10分ほど早くバスで出発。 目指すは北九州市立 自然史歴史博物館。 テーマパークスペースワールド、もしくはイオンのすぐ近くです。JR駅からも近く、個人で行くにも便利な場所にあります。 ゆうちゃんと一緒に来た日には、60代のボランティアの方が、「折り紙で恐竜を作ってみよう~」コーナーにて活動されていましたっけ。3歳のゆうちゃんには当然 難しく、私が一人で2つの恐竜を四苦八苦しながら完成させた懐かしい思い出があります。 夏休みにはいると、また、色々ありそうですね。

 団体入口は残念ながら使用できなかったため、バスから一般出入口まで まずは ①歩行介助は必要ない方、次に② 歩行器等で歩かれる方 最後に、③車椅子…と順番に炎天下の中を移動。 到着した時間帯が最も日陰が出来ない昼だったので、ジリジリと照りつける太陽を肌に感じながら、「暑いわねぇ…」 「あら、こんな時期に薔薇が咲いてる!」 どっと吹き出る汗と共に期待も膨らませて入場。 ご親切に1階の休憩所まで案内して頂き、バタバタと(バス⇔館内休憩室を行ったり来たりする私に 「あと何名様ほどですか?」遠声をかけて頂きました。 「あと数名です」 「数名様ですね」とパンフレットを数冊、準備しておられました。 ありがとうございます。

 休憩室でお弁当を食べ、(結構、ゆっくり出来ました) トイレへ行かれる方は お手洗いを済ませ、(今回、トイレはすぐ側にあり迷子になるような場所でなく良かったです…あれから4年の歳月が…遠い目…) いよいよ館内を見学。 他の施設の団体様も40分ほど遅れて到着し、エレベーターが混雑していましたが。 「夏休みに入ると多くなるから 今の内に…と思って来たんやろうねぇ」と利用者さん。 小さなお子様連れのお客様や個人で来られたご夫婦も ちらほら…。一日かけて ゆっくり観て回りたい、そんな気にさせる博物館です。

 エレベーターで3階へ上ると、そこには巨大スクリーンが!! 上映時間は5分。 繰り返し、上映されています。 有難いことに壁側に面して ずらっと椅子が並んでいます。利用者さん達も安心して椅子に座り、巨大スクリーンに観入っていました。 巨大スクリーンのみならず、この場所からは恐竜の化石全体を眺めることができます。 館内全体を上から眺められる点でも 到着直後に行く場所としてお勧め

 「昭和館に行きたい」という利用者さんのリクエストで、皆、昭和館へ。 昭和30年代の街並み、壁や家が再現されていて、この時代に青春時代、或いは子育て、現役時代を送ってくられた利用者さん達には 懐かしいのでしょうね。 私はまだ生まれていなかった(10年後に誕生ですな) サザエさんや昔の朝ドラで目にする ちゃぶ台や縁側なんて、面白い。 リアルな雰囲気で再現されており、「ちゃんと お客さんがおるわ~」 と利用者さんも大喜び お庭には犬もいました。 職員が犬に向かって 「こっちおいで~」と呼んでいるので、一瞬、本物が迷いこんでるのっ すっかり騙されました…(爆)

 その後、孫文の書状や細川家の品々、ユネスコ世界記憶遺産に登録された山本作兵衛氏の炭坑記録画、戦時中の品々などを見学。孫文の書状を見ながら、「よく残っていましたねぇ…」 「ほんとねぇ…」と利用者さんと話していると、「春子さん(仮名)の ぬり絵も千年後には展示されているかもしれませんね」とセンター長。 元々水墨画も習ったことがあるという絵画の才能をお持ちの春子さんなら…山本作兵衛さんだって、炭坑の記録画として残しておこうと必死に描いたであろう数多くの作品が、こうしてガラスケース等に入れられ、展示されることを想像しなかっただろうな。…なんてことを思っていると、 「鈴木さんの本も千年後には飾られてるかもしれませんね」 と、これまたセンター長のお言葉。 それは 地球がひっくり返っても ありえへん

 テーマ館を出ると、人力車が展示してありました。 おお! 京都の銀閣寺周辺を人力車で甥っ子ゆうちゃんと一緒に巡った記憶が鮮明に!! 今は観光地で現役の人力車にお目にかかる機会も多くなりましたね。 早速、利用者さんも 御乗車を…じゃなかった、これは あくまで展示用。 乗ることはできませんが、利用者さんたち、人力車の前で記念撮影

 「はい、いいですか~ こちらを向いて~」 と、カメラを向けると、何故かリーダーのさん(職員)の方が目立っていました。歌舞伎役者の表情を作り、まるで海老蔵です キメポーズもやはり歌舞伎役者そのもので、思わず 吹いてしまいました… 

 最後は七夕飾り、小倉祇園、戸畑祇園山笠を眺めて、館内見物終了~

 食い入るようにガラスケースの中を観ている熱心な利用者さん達もいらっしゃって、とても2、3時間足らずの滞在では時間が足りなかったかも…ですが、再びバスへ戻るまでの間、私が車椅子を押していた利用者さんから 「お世話になりました」 と 5回も仰って頂きました。 恐縮です

 こうして 充実した 「いのちのたび博物館」の旅は幕を閉じました…。

 暑い日が まだまだ この先 2カ月以上続くのか と思うと うんざりですが、 朝から軽くストレッチをして しっかり食べて この夏を乗り切りましょうね

 

 

 

Comments (2)
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