2022年12月25日 FIFAワールドカップ2022 続き
FIFAワールドカップの、2022年カタール大会は、先日、終了した。
本稿は、下記記事の続編である。
FIFAワールドカップ2022 (2022/12/14) (O56)
前稿では、グループリーグについて触れたので、本稿では、準決勝戦と決勝戦、FIFAランキング等について取り上げることとしたい。
〇決勝トーナメント
決勝トーナメントの組み合わせと結果は以下。
*準決勝 12/13 22時(JST14日4:00)キックオフ
アルゼンチンークロアチア
3 0 (前半2―0 後半1-0)
*準決勝 12/14 22時(JST15日4:00)キックオフ
フランス―モロッコ
2 0 (前半1-0 後半1-0)
*3位決定戦 12/17 18時(JST18日0:00)キックオフ
クロアチアーモロッコ
2 1(前半2-1 後半0-0)
*決勝戦 12/18 18時(JST:0時)キックオフ
フランスーアルゼンチン
3 3 (前半2-0 後半0-2)(延前1-0 延後0-1)
PK戦となり、4-2でアルゼンチンが勝利。
MVPは、アルゼンチンのメッシ選手、得点王は、フランスのエムバペ選手、PK戦で好セーブを見せた、アルゼンチンのGKマルチネス選手が、最優秀GK賞を授与されている。
決勝戦で、フランスのエムバペ選手は、ハットトリックを成し遂げた様だ。
深夜のことであり、決勝戦は、TV観戦しなかったのだが、午前2時少し前に、トイレに起きた時に、ふと、思い出して、TVを付けたら、延長戦に入ったところだったので、そのまま、観戦する羽目となり、ドキドキしながら、PK戦まで観てしまったことだ。
アルゼンチンの優勝は、36年ぶりで、3回目という。メッシ選手は、勿論、初めてである。フランスは、昨年に続く連覇を狙ったが、叶わなかったようだ。クロアチアは、前回は準優勝、今回は3位となり、次回こそは、優勝と行きたいところだろうか。
サッカーは、競技種目としては、たった1種目なのに、これだけ全世界に競技者がおり、ファンが多いのは、驚くばかりだ。オリンピックと交互に、ワールドカップが開催され、世界中が盛り上がる。
競技するのに、ボール以外は、道具がいらない上、ルールも単純で、ゴールの枠の中に、ボールを入れればよい。ボールが無い時には、布などを丸めて作ったようだ。
サッカーのルールの中で、すっきりしないものとして、ハンドやイエローカードなどもあるが、オフサイドが最も厄介。でも、最近は、VAR(Video Assistant Referee)が導入され、機械的に判定できるようになったのは、大きな前進だ。オフサイドラインを越えているか否か、などで、線審の判断を分かりやすく解説してくれる。
グループリーグでの、日本―スペイン戦で、前稿で触れているが、三苫のゴール近くからのセンタリングを、田中がゴールしたのだが、エンドラインを割っていたかが問題となった。VAR判定の結果、割っていないとなり、ゴールが認められたのは、強く印象に残っている。
〇FIFAランキング
FIFAでは、大会等がある度に、成績に応じた得点制で、各国のランキングを決めていて、先日、最新のランキングが発表されている。以下は、FIFAランキング - Wikipedia.htmlから引用。
ブラジルは、準決勝で敗れたが、これまでの貯金があり、ランキングは1位のまま。
アルゼンチン、フランスは、1つづつ上げている。クロアチアは、5つあげて7位に、モロッコは、11上げて11位に。日本は、グループリーグで、ドイツ、スペインを破って、20位と、4つ上がっている。反対に、敗れた両国は、それぞれ、3づつ下げている。
〇次回ワールドカップ
次回の、WC2026が決まっているようで、カナダ・アメリカ。メキシコの共同開催で、参加枠が、32→48チームに拡大されるようだ。
次回開催国だが、今大会で、アメリカは決勝トーナメントに進んだが、メキシコはグループリーグ止まり、カナダは、参加できていない。
巷では、次回大会に向けて、日本の監督を誰にするかが取り沙汰されているようだ。ベスト8への進出を目標にして、チームを導き、若手を指導してきた森保監督には、是非、次回も続けて欲しいと願うところだ。
次稿で、FIFAとフットボールなどについて取り上げる予定だ。