朝方に昨夜からの雨が止んだ。梅雨時だというのに蒸し暑さはなく、涼しい。
午後は、ご近所でパン教室をされているI先生宅で、焼き肉パーティをすることとなった。妻もその教室で習っていて、先生と生徒仲間の3人、夫3人、先生の息子さんの奥さんなど総勢8人だ。ご近所でご一緒に食事をするのは、子どもが小さい頃にはよくあったが、最近では、とんとやったことが無いので楽しみだ。
先生のご主人が早くから庭で、炭を熾していてくれていた。女性陣は少し早く集まり、おにぎりを作ったり、食べ物を用意してくれていて、準備は万全だ。
私は飲み物担当で、白のスプマンテ(発泡ワイン)やビールなどをクーラーに入れて運び込んだ。
肉や野菜を焼き始めると、いい香りがたってきた。頃合いよし、白のスプマンテで乾杯だ。おいくつ生まれですかということから話が始まった。Iさんの野菜作りの話、義理の娘さんが長野県佐久出身とのことで141号線や清里の話が出た。Mさん御夫婦のなりそめ話は、皆さんやんやの喝采だった。特別に持ってきていただいた大分の銘酒「薫長」、濁り酒の生酒だ。口当たりが何ともいえず柔らかく、喉越しも最高のお酒だ。ところがこのお酒は、アルコール濃度が20数%と高いらしい。
「氷で割ってください」との勧めの言葉も耳に入れずに、飲み進めていく。ある時点で、何か酔いがものすごく回ってきて、皆さんの会話にも付いていけなくなった。お開きとなったころにはふらふらの酩酊状態で、家まで連れ添って送っていただくことになった。これだけふらふらになったのは、最近では本当に珍しいことだ。それだけ楽しい集いだったのであろう。