フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

楽しい桑の実摘み

2011-06-20 | 庭探訪

今朝は雨が上がっている。庭はうっそうとして、雑草もおびただしい。芝生が、元気よく育ってくれていた。ゆっくりと八ヶ岳の朝食を食べる。

食後、皆さんと一緒に畑に出る。畑の畝には「べかな」という葉物が、びっしりと生えていて、何が植わっているか全く分からなくなっていた。まずは「べかな」抜きにとりかかる。

抜いていくと植えていた、巨大カボチャ、二十日大根が出てきた。宿根ルッコラは黄色い花を咲かせている。畑の土手には、アヤメが咲いていてい清々しい感じだ。「農業ボランティア」の姉妹に助けられて、畑はすっきりとなった。

昼前になったので畑作業を終えることにする。昼は、141号線沿いの「忘れ路」という蕎麦屋さんに行く。いつもそばを走っているが、入ったのは初めてだ。

 

盛り蕎麦の大盛りを注文した。蕎麦の歯ごたえはいいが、味が薄い感じだった。店の前にはカンボクが、見事に咲いていた。

昼食を済ませてから、KITAHOさん宅を訪問する。桑の実が熟れてきたのでよかったら摘みに来てくださいという誘ってくれていたのだ。桑畑に案内していただくと桑の実がたわわに実っていた。

早速4人で、桑の実摘みを始める。ナイロン手袋とお鍋を持ってきて下さいと言われた意味がよくわかった。桑の実は柔らかく、摘むと直ぐ壊れるのだ。
少しの時間で、たっぷりと桑の実を収穫した。

その後、薄いピンクの「ニュードーン」と「白い新雪」などのバラが少し咲き誇る庭を案内していただいた。

巨大ハーブが、絶妙に配置されていて実に美しい庭だ。女性たちがいいですね、というと、ラムズイヤーをドライフラワー用にばっさりカットしていただいた。一つ一つの花には、素敵な名札が添えられている。

お部屋に戻って、自分で焙煎した「パプアニューギニア・パラダイス・プレミアム」という名のコーヒーををごちそうしていただいた。その後、近くの方のお庭を拝見させていただくことにする。PJmamaさん宅では、ジューンベリーが見事に実っていた。畑のキャベツなどの作物の元気よく育っている。法面には、ホタルブクロがすくっと立ち上がっていた。


続いて、Iさん宅のバラを拝見させていただく。何といっても、「ロサ・フィリペス・キフツゲート」だ。巨大な株に育っている蔓バラだが、少し盛りを過ぎたとはいえ、まだまだいっぱいの白い花を付けてういた。

庭は、レースフラワーやさまざまの花がいたるところに咲いていて、凄いの一言だ。あっという間に夕方になってしまったので、辞することにする。今回も、色々の苗をいただいたのでただただ恐縮するだけである。

アダージョの森に帰り、夕食に取り掛かる。ご婦人方3人いると、見ている間に夕食が出来上がった。春巻き、ナスビの炒め煮、畑で抜いた「べかな」のお浸しなど。今日も楽しい夕食となった。