フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ヤエムグラの茂れる宿へ

2010-09-17 | フルート

今日からは、涼しくなったとは言わないでおこう。本当の秋になった。

午前中、時間が空いたのでフルートの練習をしよう。まずは、ロングトーンだが、今日はまずまずかな。力を抜き、下腹で音を支える。ゆっくりと、自分の鳴らす音に耳を傾ける。自分の音を聞きながら吹くというのは意外と難しいものだ。

「毎日の練習」。どうも今までの表現は正確さを欠いていた。スケールと言っていたものは「NO1」の音階練習で、「タファネル=ゴーベール」の教則本ではスケールの前にあるものだ。まずは、「NO1」をテンポ92、パターン8でやる。このパターンは一番やりやすくていい。次は、「NO7」これはインターバルという項目にある、運指の練習だ。♭5のパターン3でやる。右手薬指、小指の練習に最適だ。指の力を抜く練習にもなる。これがなかなかスムーズに行かないのが、やはり課題だ。次は「NO8」のアルペジオをパターン7でやる。これはやや時間がかかるが、ゆっくりやる。
ここまででやると昼になったので、午前中の練習が終える。

午後もすぐにフルートの練習を再開した。「ロマンティック・エチュード」NO16.の部分練習を繰り返す。テンポの76の設定がやや無理なのかな、なかなかテンポ通りにならないのが課題だ。まあ、ゆっくりやろう。

次はバッハのポロネーズ。doubleを指の力を抜き、フルートをピタッと下唇に着けて、運指の苦手な部分の練習を繰り返す。やはり、フルートがぐらつくのが一番の問題だ。メヌエットは、情感を少しでもつけようと思うのだが、上手くいかない。パディヌリは、ゆっくり吹くのが面白くなくなってしまったので、どうも慌ててしまうので音が乱れる。しかし、早いテンポで吹き流す快感がたまらない。

次は、八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」を練習する。出だしの曲のスタッカートが決まらない。2曲目は1オクターブを上げて演奏するのだが、スムーズに曲が流れないのがつらい。これは練習するしかない。後は、全曲をさらっと流した。

夜、仕事が終わった娘と娘の友達と大阪駅で待ち合わせ、清里へ向かった。2週間も経てばさぞかしヤエムグラが生い茂っているであろう。今日は久しぶりに名神を通る。長坂IC1時過ぎ通過、料金は1750円だった。

アダージョの森に着き、シャワーを浴びて、ビールで乾杯。実りの秋を愉しもう。