フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

趣味悠々の一日

2010-09-22 | 趣味

今日は、やや雲が多いもののまずまずの天気だ。外気温18度、室温22度、湿度56%で、やや暑い。

朝食は、畑で獲れたオクラや間引きした大根の葉の和え物などを食べる。

天気予報では、明日は雨になるということなので、今日はガーデニングをしっかりやっておこう。9時から庭作業を始める。私は、買ってきた苗の植え付け、妻は、花壇周りの整理という役割分担だ。一緒の所で作業しないと、自分の思い通りにやることができていい。12時過ぎまで、休みなく動き回って、ようやく全ての苗を植え付けて作業終了だ。(「ガーデニングの愉しみ」を参照してください)

シャワーで汗を流し、簡単な昼食を食べる。今日の午後は、夫婦揃って「趣味悠々」の世界に入るので、時間がなくなってきた。

妻は、今日から、かねてからやってみたいと言っていた陶芸教室に行き、時を合せて、私も八ヶ岳でフルートレッスンを受けることになった。趣味悠々の同時進行だ。

午後1時過ぎに家を出て、妻を高根町村山の近くにある陶芸工房へ送る。陶芸教室の時間は1時30分から4時頃まで。私は、その間、明野町にあるフルート教室に行くという段取りだ。私のレッスン時間は2時から2時50分までとなっている。

茅が岳の南斜面にある明野町は、本当に見晴らしのいいところで、フルートレッスン教室は、正面に南アルプスがど~んと見渡せるところにある。思ったほども時間がかからず、1時45分ころに着いたので、少し音出しをさせていただいた。

さて、レッスン第1日目である。まず、私のこれまでの練習内容を伝えた。それでは「タファネル・ゴーベルの毎日の練習」NO1をやって下さい、と言われて、何時もの通りテンポ92でやる。それを聞いていた先生から、もう少し音を響かせて下さいとの指摘を受ける。指使いよりも音が大事なので、テンポは50に落とすこと、簡単なスケールだが、高音部で盛り上がりを作り音楽的に吹くこと、最初と最後は音を伸ばして吹き、芯のある音を出すこと。運指のややこしいところは、テンポを落としてできるようになってから、テンポを速めること。Cisの音をよく聞くこと。などなどの指摘。

次は曲の練習だが、なんでもいいですよ、と言うことなので「名曲31選」から選んで練習し自分のレパートリーにしていきたい、と私の意向を伝えた。分かりましたということで、1曲目ののフォーレ「シチリアーノ」をやる。タイのある音符のリズムが悪いのでタイを取って演奏する、ダイナミズムをしっかりつける、フォルテだからと言って力を入れ過ぎない、低音部はテヌートをしっかり取ってと音を出す、その後は1小節内に収め、次の小節の頭の拍を揃えること、などなど。

最後に、エチュードをどうするか。先生から「モイーズのエチュード 24の旋律的小練習曲と変奏(初級)」を吹いていただいた。一つ一つの曲はやさしいが、音楽的表現に気を付けて演奏することの大事さが学べるということだった。

私は、大昔に買ったアルテの2巻をもっているので、それをやりたいというと、「少し忍耐力がいりますね」と笑ってられた。ネットでフルート関係のブログなどを読むと、「アルテ2巻」の話がよくでてくるので、やはり登竜門かなとも思うので、「アルテ2巻」をやってみたいと言った。
それではということで、先生から「第16課の1」を演奏して頂く。16課の課題はメゾスタッカートの演奏の仕方だ。次回は、この曲を練習していくことになった。今後の練習日程を確認し、第1回目の練習は無事終わった。

フルートの練習を終えて、陶芸教室へ妻を迎えに行く。一つ目のお茶碗の制作が終わり二つ目を制作中だった。初めてにしては良くできています、と先生から褒められていた。私が着いたのは、3時30分前で4時までやりたかったようだが、一緒に買い物に行くことになっていたので、切りのいいところで終わらせていただいた。

陶芸教室には他に2人の女性が来ていて、一人の方から畑で獲れたミョウガを袋一杯貰った。さて、何をしていただこうかな。

アダージョの森に帰り、早速夕食の準備に取り掛かる。朝から身体を動かしたので、かなりお腹が空いている。こんな時は、簡単に作ることができるカレーライスがいい。畑で獲れたズッキーニ、ナス、シシトウなどをオリーブオイルで軽く炒めてトッピングとしよう。具沢山のカレーは、「土の香り」がしてほのかに甘く、激辛で、ビールとの相性は抜群だった。