フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

都会生活に戻る?

2010-09-10 | 日記

今日は、台風のおかげで、心地よい風が部屋に流れてきて、クーラーをかけずに過ごすことができる。

それでも、午後になると、やはり暑くなってきた。
今日のフルートは大分調子が上がってきたように思う。ロングトーンも力が抜けてきたので、音のヴォリュームよりも、音質がよくなった感じだ。フルートは「音だな」と感心する。
やはりフルートは構え、バランスが重要だ。唇にあてる位置を少し下げたのが、思いのほかいい効果が出ているのであろう。

「毎日の練習」、スケールはパターン2.指もまあまあ回っている。アルペジオは運指の簡単なパターンに変更し、唇の柔軟性を付けることにする。この基礎練習で1時間ほどかかってしまった。
「ロマンティック・エチュード」はNO16。テンポ通りにできるまで、慣れない運指の所を何度も練習する。
バッハのポロネーズは一進一退だ。昨日は調子が良かったかなと思ったら、今日はまた元に戻ってしまっていた。身体に覚えさせるのは時間がかかるものだ。
パディヌリの方が目に見えてまとまってきた。テンポを落とし吹くべきなのだが、曲が曲なので、つい慌ててしまうのがいけない。

残りの時間を使って、今日はフォーレの「シチリアーノ」と「子守唄」を楽しんだ。

今日も夕方は飲み会だ。都会に帰ってきて、すっかり以前の生活に戻ってきたようだ。天王寺でライブをやっていたのでしばらく聞いていたが、本当の素人のグループだった。

居酒屋へ着くや、居酒屋メニューをランダムにオーダーし、「乾杯!」となる。昔の仲間との生ビールは、気楽に飲めて実にのど越しがいい。


今日は、毎年登っている「百名山」登山の打ち合わせだ。

今年の秋は、奥秩父の主脈「瑞牆山(みずがきやま)に登ることになった。もちろん、北杜市からもよく見える山で、標高2,230m。全山黒雲母花崗岩で覆われていて、それが浸食され、特異な形の岩が聳えている。
深田久弥は「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているよう」と表現している。登山行程もそれほど長くはなく、日帰りで登ることができるのがいい。

前日は、麓の増富温泉で、ゆっくり身体を休めてから登ることになった。メンバーも大分いい歳になってきたので、無理せずに楽しむことを主眼に登ろうとの結論が出て、お開きとなる。今日もよく飲んでしまった。