フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

草抜きとビール

2010-09-14 | 日記

<夏バテにはニラレバ>

天気予報によると、前線が南下してきて、今日は涼しくなるとのことだった。朝起きてみると確かに涼しい。それでは、今日は、残っている庭の草抜きをやろうか。

虫よけに長靴、長袖に着替え、首には手ぬぐい、手袋をはめ、蚊取り線香を焚く。涼しいといっても、小さなスコップで草の根を一々掘り起こしていくと汗が吹いてきた。前回ほどの日差しではないものの、まともに太陽にあたると、やはり暑い。

しばらく庭の手入れを放っておいたので、ヘクソカズラやツタなどが根を下ろして、好き放題に木々に絡まってきている。それらの根元を突き止め、根から掘り起こして取り除く。樫の木も夏の間に直ぐに葉を茂らせてきたので、それも軽く切り落とす。これで、庭もだいぶすっきりしてきた。

2時間ぐらいの作業で、草の山が出来上がった。

ついでに、家の前の道路わきに生えている草も抜いておこう。こうした草は、ほとんど土のない所に生えているので掘り起して抜くことができない。本当にしぶとく生えているのに辟易する。これが雑草が雑草たるゆえんだ。

昼になったので、今日の庭作業を終えることにする。


午後は、フルート練習だ。ロングトーンをゆっくり吹く。今日の調子はまあまあだ。特段いい音になったわけではないが、力まずに音を出すことができるかな。「毎日の練習」のスケールはパターン5.メトロノームの拍の頭を抑えながらテンポを守る。アルペジオは、パターン4だ。これはゆっくり吹くので時間がかかった。

「ロマンティック・エチュード」NO16.今日もテンポ通りに吹けるよう、運指の上手くいかないところを繰り返し練習する。

バッハのポロネーズの3曲は変化なしだ。ポロネーズは、右手の運指の練習を繰り返す。パディヌリの運指が少し整ってきたので演奏が面白くなってきた。何しろパディヌリとは「冗談を言う、ふざける」という意味なので、それらしくやらなければ楽しくない。それにしても、謹厳実直なバッハが、何故、曲の最後に「冗談を言う」といった曲を置いたのだろうか。意外と、洒落っけのある人だったかもしれない。演奏はブレスのポイントが難しい。

八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」は第1楽章だけを何度も繰りかえしさらって、今日の練習を終えた。

今日の夕方は、友人と一杯やることになっているので、大阪に出た。ちょっとした移動にもいちいち切符を買わなければならないのが面倒だ。なくなってみると、通勤定期のありがたさがよくわかる。

夏バテを解消しようと、何度か行った中華料理店に入る。まずは、餃子と生中。
きりっと冷えた中生で「乾杯!」し、餃子を一つまみ口に入れる。ここの餃子は、皮は柔らかいが、具がたっぷりでジューシーなのがいい。


次は、定番のニラレバと八宝菜だ。飲み物も、通風に悪い、ビールを止めて、紹興酒のボトルをオーダーする。ゆるめ温めた紹興酒を飲んでいるとたちどころに酔いが回ってきた。ほろ酔い気分になって散会する。

忘れていた都会生活のパターンが身体に戻ってくるのを感じて帰路についた。