フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

大阪の魚は美味しい

2010-09-09 | グルメ・クッキング

今日は台風一過、部屋の中にすがすがしい風が入ってきて涼しい。家人が「今日は庭の草刈りに最適ね」と言いながら、当人は、自分でやろうとはしない。確かに風は涼しいものの、庭は既にカンカンの日照りになっている。庭に出て草を抜く作業はどうもやる気がしないので、止めておこう。

代りに、この間撮りためた写真のプリントアウトをしよう。数年前に、「奇麗に写真印刷ができる」というウリで買ったCannonのMP950だが、日進月歩のプリンター界では、もう大分古くなってきた。 L判に印刷しようとすると、用紙が少ない。

これなら、どれを印刷するのか数を絞らなあかんな、と思いながらやっていると、今度は「インクが少なくなっています」という表示が出た。

 プリンターを開けてみると、赤色ランプが点滅している。マゼンタとイエローの様だ。インクボックスを開けるとマゼンタがあったので、新しいインクに差し替えた。すると今度は、「同じ色のインクが2本あります」と表示が出た。「あれっ?」と思って見てみると、マゼンタには普通のマゼンタとフォトマゼンタの2種類があり、少なくなっているのはフォトマゼンタだった。ややこしいものだ。

これは家には備えがなかったので、近くの店へ買いに行く。すると他のインクがあるのに肝心のフォトマゼンタが売り切れているではないか。付いてないとはこのことか。家に帰ると、写真プリントをよくやる妻が「なくなったインクをもう一度差し込むと、しばらく使えるよ」という。やってみると、成程まだ使えた。それでプリントを続け、プリンターがストップするまで使い切った。これがインクの正しい使い方か、と妙に納得する。

 今日も午後は、部屋を閉め切り、クーラーをきかせてフルート練習だ。全身の力を抜き、姿勢を正してフルートを構える。唇の下に、やや深めに押し当てるのがよいとのことだ。どうも私のフルートの押し当てる位置が浅すぎて、それがフルートが安定しない原因になっているようだ。

ロングトーンを丁寧に鳴らす。全ての音のロングトーンを吹いた後、「毎日の練習」、今日からパターン1に戻った。テンポも92のままなので、少し「遅いかな」と言う感じだ。また、これまではスケールだけだったので、きょうからアルペジオも取り入れることにした。アルペジオは転調していき運指がややこしいので、運指に慣れるまでメトロノームを使うのは止めておこう。

 「ロマンティック・エチュード」はNO16をやる。今日もテンポが上手く合わない。どうも指が回るところは流れ、難しいところは遅れるのが原因のようだ。自分が出している音と、メトロノームの拍を打つ音とを同時に聞きながら、慌てないように注意する。

その後はバッハのポロネーズだが、今日もdoubleの右手薬指の運指に時間をさく。メヌエットは、「棒」にならないように情感を出すよう心がける。パディヌリは、やはり慌てるのがいけないか。曲調に乗せられてしまうのがいけない。

その後、八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」第1楽章と第2楽章をやる。第1楽章のスタッカートとトリルを集中的にやって、練習を終えた。

 今日の夕方は、この夏八ヶ岳に来ていただいた前の職場の同僚と一杯やる約束をしているので、何時もの居酒屋へ行く。 ここは、魚の美味しい店だ。約束の時間に行ったら、皆さんお揃いだった。(それもそのはず、私が時間を間違えていたのだ)店は既に満員の盛況だ。

テーブル一杯にドーンと作りの盛り合わせの皿が置かれている。早速、「乾杯!」と掛け声を出し合って、飲んだビールが旨い。やはり、家の缶ビールとは違う。魚は新鮮で、どれを食べても、身に弾力があり甘くて美味しい。さすが、都会である。一流の店ではないものの、食材の新鮮さだけは間違いない。

次は、海鮮丼を注文した。ガーンとワサビが載っていてそれを全部混ぜ込む。つーんとワサビが鼻に来るが、それがまたいい。飲み物は今度は冷酒「晴耕雨読」。1合枡を皿に受け、溢れさせるほど注ぐのがサービスだ。

 最後に、カマの塩焼きを食べる。焼きたてがテーブルに運ばれてきて、まだ身から油が吹いているのでホクホクだ。これも旨い。食べている間に、八ヶ岳で「カマの塩焼き」をやってみようというアイデアが湧いてきた。 皆さんからは「もう一度八ヶ岳へ行きたい」との声も上がり、お開きとなった。