Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

振りまわ・・・

2008-02-13 03:53:39 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
いきなりですが・・・

あなたは人に振り回されるタイプですか?
それとも、人を振り回すタイプ?


ワタシは・・・うーん、どうでしょう?
両方あるかな(笑)
意見がある方はコメントにどうぞ。


さて、本題に入りましょうか。
激流メバルのリベンジ!
気合を入れて明るいうちにポイントに到着。


干潮潮止まりのちょい前。
デイ・メバルの切り込み隊長、JAZZの「爆釣ジグ」を投入するも
激流に翻弄され、あっけなくロスト。
これ以上のジグのロストは痛いので、ワームへ作戦変更。

反応良し♪


カサゴ。
コイツが釣れると安心する。
ボトムが取れている証拠だから。
ヒット・ワームはオンス・タックルデザイン、MAGOBACHI(上のメバルも)。


キープサイズまでいかない型ながらも、反応は非常に良く、
「これは、暗くなったら・・・爆釣?」と期待が・・・
あまり期待し過ぎると経験的に良い結果につながらない
ので、押さえようとするのだけれど・・・


さぁ、暗くなった。
しかし、上げ潮があまり効かず、良いヨレが生じない。
アタリは全く無く、時間だけが過ぎていく。
移動も考えたのだが、このポイントの状況の変化を
頭に入れておきたいので、このまま最後まで粘ることに決める。

次第に本流が近づいてきて、流れが複雑になってくると、
ポツポツ反応が出始める。
そして、根掛かりの回数も増えた。
釣るメバルの数より無くなっていくジグヘッドの数の方が多い(^^;)

アップにキャストしてヨレに流し込む・・・ボトムでアクションを
入れて、テンションフォールでさらに流し、
3~4回目のアクションで根掛るっていう感じ。
前回、手前で反応が良かっただけに、敷石ぎりぎりまで探っては
根掛かりの繰り返し。
自分が思ってた以上に流されてて根掛かるパターンも。

しかも、システムを組み直してるときに限って、
いかにも釣れそうなヨレが出てきたり・・・
完全に海に振り回されてる(笑)

それでもなんとか。



ダイワ・ビームスティック2.2インチ(幻影クリア)でゲット♪


今回、活躍したのは、ダイワ・ビームリーチ(蛍光レモン)。
ビームスティックよりフックを通しやすいのが良い♪


ずっと同じポイントで釣ってると(2回目)、反応が良くなる流れが
掴めてくる。
頻繁に変わる流れの向きや速さの中で、「あっ、これは釣れるな!」と思ったら、
かなりの確率で反応がある。
厳密に言えば、「ワタシにも釣れる流れ」が解ったと言うべきだろう。
ワタシが釣ることができなかった流れのときでも、
上手く口を使わせるメソッドはあるはずだ。
潮の流れや常夜灯の明かりの位置などから魚の頭の向きを考え、
リグの投入地点、トレースを導き出してはいるのだが、
狙ったコースを通せないこともしばしば。
まだまだ経験値が低すぎる。
これだけは仕方ない、まだまだ勉強。

また、まさやんさんがブログに書かれていたのだが、縦の反転流から起きる濁り・・・
これは、はっきりと認識できた!
全然、海水の色が違うのだ!

横の流れに対応するだけでも難しいのに、縦の反転流まで考慮すると
なると、さらに難しいっ!
中高生の頃を思い出しても、数学の授業で平面図形はまだできたのだが、
立体になると頭が混乱してさっぱりダメだったものな~
3次元は苦手っ(>_<)


あれこれ、海に振り回されてるうちに無情にも時間は過ぎていき、
デカメバルを諦めかけていたそのとき、コツンという小さなバイトに
即座にアワセると、今までより一段と強い引きが!
ドサッと波止に抜き上げたメバル・・・一瞬、目標の25cmオーバーかと
思った・・・


が、


そこまではいかなかった。
激流に揉まれて筋肉隆々で太いので、実際より大きく見えたのだ。


目標達成にはならなかったが、感動の1匹。
たいして大きくは無いけれども、この素晴らしい威厳のある魚体。
カラフルでは無いが熱帯魚にも負けない繊細な色合いの縦縞。



最後にライントラブルを起こし、この機会に納竿しようと思い
片付けていると、この日最高のヨレが発生
口説いても落ちないから諦めてると、寄って来る女の子みたい・・・
そうすると、バカだから、「もしかして・・・」となるんだな~(爆)

腹減ってる中、最後の気力を振り絞り、システムを組み直す。
結果は、2投目に根掛かりア~ンドノット部分からロスト!
この日、根掛かりして何度も止めようと思うたびに流れが良い感じになり、
そのたびにまたリグを直して・・・の繰り返し。

でも、だからこそ、結果は渋かったけど、次につながる価値ある1匹
(自分的には)もゲットできたんだしね。
今回もあんまり心が広くないワタシはだいたい18cmからキープ。



まるで意思を持った生き物のように刻々と形を変える海に
対峙する楽しさに嵌まってしまった。
そして、次こそはワタシが振り回す番だ~(^^)v
ちなみに、このポイント・・・「悪女ポイント」と命名(笑)


<タックル・データ>

ロッド:ブリーデン、GRF-TR74MH~激流モンスター~
リール:シマノ、98ツインパワー2500WH
メインライン:ダイワ、月下美人、月ノ響PE0.4号(8lb)
リーダー:モーリス、VARIVAS SHOCK LEADAER 1.5号(6lb)
ヒット・ルアー:オンス・タックルデザイン、MAGOBACHAI
         ダイワ、ビームスティック2.2インチとビームリーチ