Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

SATOUMI(里海)

2013-06-15 06:08:39 | その他雑記
もう半年くらいでしょうか…
Facebookに登録してから。
自分の画像をアップしたっきり、記事も書いてないし、
なんにも弄ってないのに、たまに友達申請をいただきます。

なんだか、賑やかな教室の隅っこで一人ぽつんと座っているところを、
声掛けてもらえてみたいで、嬉しかったりします(笑)
ありがとうございますm(_ _)m

結構使ってるのにかかわらず、
いまだにLINEへは画像も載せてないおうじろうです。





さてさて。。。




昨日、録画を見るのを楽しみにしていた番組がありました。
NHKの『海と生きる』(第2回)です。



高度経済成長期から次々と消滅していった干潟や藻場。
番組前半は、藻場の再生事業の取り組みから、
海が以前の姿を取り戻しつつある様子を
絶滅の危機にあったカブトガニを中心に描かれていました。




ワタシは、以前、何かの本で目にしたのだと思いますが、
見開き2ページにわたる1枚の写真が脳裏にはっきりと焼き付いています。
広大なアマモの群生地を上から捉えた写真でした。

それは、某空港の滑走路が延長される前の海の姿でした。
まさに“生命のゆりかご”がそこにあったのです。
その事実を知った時のショックは大きく、
近くの国道を通ったり、近くで釣りをするときには、
あの写真の情景が浮かんできます。



壊すのは一瞬ですが、
取り戻すまでには、莫大な時間と労力を必要とします。
それでも、地道に藻場再生に取り組まれた方々には
心から敬服します。





また、アマモは古くから肥料として使われていたということ
を初めて知りました。
浜辺に打ち上げられるアマモは“宝物”だと言う弓削島の女性のことば。
倉橋島では、明治時代に藻場を管理していた資料が残っているということ。
なかなかに興味深い内容が続きます。





後半は、カキ筏の効果について。
牡蠣って、1日に500ℓの海水を浄化しているらしいです。
ひとつのカキ筏に牡蠣が40万個ということですから、
計算してみると、筏単位で200000000ℓ=200000kℓ。
うーん…
重さで表すと1000ℓ=1tなので、200000t。
これでも、ピンとこないですが(笑)
とにかく、海の水質改善にとてつもなく貢献してくれてる
ということはわかりますね。


それにしても、牡蠣に寄り添うように生きる生き物たちの姿は本当に感動的。
あまりに素敵だったので、テレビの画面をカメラで写したのですが、
著作権の関係でお見せできないのが残念…

と、思ってたら、
番組のサイトを見つけたので、最後にそのURLを貼っておきます。
興味のある方はご覧ください♪




ワタシは、釣りが上手く、数多くの魚を釣るアングラーより、
生き物や自然のことに詳しいアングラー、
ホームエリアのポイントだけでなく、その場の歴史や集落のことなどにも
精通しているアングラーを尊敬します。
海や川をポイントとしてだけでなく、釣りを単なる趣味というだけでなく、
もっと大きな視点で捉えることができるアングラーを尊敬します。
そして、それがワタシ自身が目指す姿です。




たまには、タックルを置いて、
遊ばせてもらってる海や川について勉強し、
考えてみることも大切ではないでしょうか?




NHK広島放送局『海と生きる』
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/umi/program.html








仕事…やることたくさんあるのだけど、
ちょっとくらい釣りに行ってもいいですよねぇ?

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