Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

心残り

2012-10-26 01:22:33 | アコウなど根魚
秋って、重ね着したりと、オシャレのし甲斐のある季節ですよね♪

今年のワタシは、今まではスーツの下に着ていたシャツを
ジーパンに合わせて、ちょっと上品なカジュアルに挑戦中です。
ボタンは上から三つほど開けて、Tシャツの色や柄を生かし、
もちろん、裾を中に入れたりなんかしません。


だんだん寒くなってきたけど、
襟のあるシャツの上にセーターを着るのが
大嫌いなおうじろうです。





さてさて。。。




ひんやりとした澄んだ空気の中、アップダウンの激しい道を、
息を切らせながら歩くと、目の前に青々とした大海原が突如として広がった。


もう逸る心を抑えようとしても抑えきれない。
しかも、いきなり本命の姿を見せつけられたら、
平常心でいろというのが無理な話w






そう、今回は山陰アコウに精通しているPagosのバンダナさんとの釣行なのだ。
実は、前回、山陰をうろうろしていたときにすれ違ったらしく、
電話をもらったときに「今度、ぜひ♪」とお願いしてたのだ(^-^)v
今シーズン、まだアコウを釣ってないのがどうにも心残りで。


バンダナ先生曰く、“ノルマは3匹”(゜Д゜;







あまり遠くない沖には漁船が行ったり来たり。
空には海鳥が舞い、時折、海面がザワザワ…


そのザワザワが近づいたとき、バンダナさんが動いた!
ジグに結び変えて、ワカナ(瀬戸内で言うところのヤズ)をあっさりキャッチ。



そのチャンスに、ワタシはノットを組んでた(笑)





その後、二人交互に竿を曲げる至福の時間が訪れる。



楽しそうでしょー!!






魚にピント合ってないんですけど(^^;




釣っちゃ〆ての繰り返しで、尾びれのところに血溜まりができてる(^^;





群れが離れたところで、もうこれでいいでしょうと。
再び寄ってくるのを待ってればまだ釣れただろうけど、
これ以上釣ったら戻るのがしんどい。
実際に、バンダナさん、ストリンガーいっぱいの魚を手に、
帰り道でぜぇぜぇ言ってたもの(笑)







2カ所目の地磯を左右に別れて探っていく。
スリットを飛び越え、岩をよじ登り…

離れ岩との間の水道部分、足元からえぐれるように落ち込んでる。
思わず、唾を飲み込んだ。
ここは…




ショートキャストの1投目、早合わせしすぎて貴重なアタリをものにできず。
その後も立て続けのアタリに、立て続けのフッキングミス。


ゴッ

ゴッ

ゴゴゴ…


次こそはと逸る気持ちを抑えつつ、ロッドを送り込んでから、
仰け反るような大アワセを1発!
確かな手応えとともに上がってきたのは、
小さいけども正真正銘のアコウ♪





最初は、テキサスで探っていたけども、全くアタリがなく、
途中からはバンダナさんにいただたブレードチューンのスリンヘッドに。
やっぱり、デイのアコウにはブレードが効くのだろうか?


徐々にコツを掴んできて、同じポイントで、
ポンポンと魚を抜く。











カサゴを潮溜まりに入れておいたら、
どこに行ったかわからなくなって探すのに苦労した。
保護色という生き抜くための知恵というか進化に改めて感嘆する。




この日は、風もほとんど吹かず、
青い海、青い空を満喫できた。
地磯までの長い山道も、道なき道である磯を登ったり下りたりも、
本当に楽しかった♪










肝心のアコウの釣果も…
型を問わなければ、無事にノルマを達成し、4匹!!



今回、持ち込んだタックルは…
ROD:Major Craft ZALTZ ZAT-962LSJ
REEL:Daiwa SEAGATE Light 3500H





歩いた地磯は3カ所。
いやいや、まだまだ歩ける。
苦労して歩くだけの価値がある風景があり、魚がいるから。

だってねぇ、
アコウのあの美味さと言ったら!!
しゃぶしゃぶに、アラ炊きに、酒蒸し…
思い出しただけでもヨダレが…(*´ρ`*)



これで心残りが消えたような、
もうアコウを食えないと思うと、それが新たな心残りのような(笑)







バンダナさん、本当にお世話になりました。
どこまででも歩きますので、また誘ってくださいm(_ _)m








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