Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

今年初チヌ

2011-06-15 23:41:28 | チヌ
乗っ込みくらいから気になりつつも
まだ行ってなかったチヌ。
シンゴ君を誘っていざ市内河川へ。


ワタシのチヌBOXの中には、
懐かしのMリグ(ラパラCD7)が3つと、
各種ワーム、そして、3.5g、6g、9gのチヌラバ!

初めてハードプラグで魚を釣ったのがMリグでのチヌ。
その感動の思い出は今でも褪せることはない。
CD7の背中にチヌの歯形がついて興奮したのもまだ記憶に新しい。

そして、今の主力はN's Craftのチヌラバ。
一発でフックアップすることが多いし、
浮力のあるワームと組み合わせることで、流れに乗っけて転がしたり、
一箇所で止めたままシェイクしたり、あるいは完全にホットケだったり、
アプローチのバリエーションが増えて、
チヌ釣りがより楽しくなった感がある。





さて、本来ならば、ここで実釣のレポートに
移っていくところですが、今日はその前にみなさんに
ぜひとも読んでいただきたいものがあります。

N's Craftの胤森さんが自らの病気、1型糖尿病について、
みなさんに正しい認識を持っていただきたいということで
次のような文章をブログで書かれています。
釣行記の前にしっかりと読んでみてください。
よろしくお願いしますm(_ _)m




ワシは1型患者1年生?




さて、釣りを中心としたブログで(恐らく)誰も読みたくない様な話を書いて、
その上また同様の話をするのは恐縮ですが、宜しければお付き合い下さい。

前回書いた様に、ワシの糖尿病の正体は

「1型糖尿病」

と呼ばれる極めて珍しい物でした。実際に国による難病指定は無い様ですが、
何時指定を受けてもおかしく無い疾病の一つです。

確率で言うと、10万人に1~2人程度の割合。

しかもその大半が10歳~18歳での発症が大半なので、ワシの様なオッサン
が発症する確率は……ワシは数学はダメなんでお暇な人は考えて下さい(笑)

単純に考えて、広島市の中にワシの様な境遇の者は数人居るか居ないか?
そんな病気を発症してしまったのです。

3月、4月は入学、就職、転勤等、人生の節目となる出来事が多い時期ですが、
まさかこんな形で節目を迎える事になるとは…人生何が起こるか分かりません。

なんでクドクドとこんな話を再びするかと言うと、今回改めて分かったのが、
糖尿病に対する社会の認識と現実のギャップの大きさ。

糖尿病=メタボリックシンドローム=怠惰でルーズな生活の産物=自己責任

まあ世間一般の感覚はこんなところでしょう、実際のところワシもそう思ってい
ました(自戒を含んで)

しかし1型糖尿病に関しては遺伝、生活習慣、等と一切因果関係は存在せず、
本人に責任は全く有りません、正に「運が悪かった」恰好を付けて言えば、

「病がワシを選んだ」

としか言いようが無いのです。

ワシの様にそれなりに(無駄に)歳を喰い、それなりの分別が有れば(有るんか?)
イイのですが、この病気の発症が一番多い10代に発症したら?

食べたい盛りに、厳しい食事制限をしなければならない。

1日数回のインシュリン自己注射をしなければならない。

1日数回針を指に突き立てて、採血、血糖値測定をしなければならない。

遊びたい盛りに「低血糖症」と背中合わせで居なくてはならない。

どれだけツライ事でしょう?そして周りの親御さんやご家族もどれだけ大変な事
でしょう?察して余りあります。

ワシはもう現状を受け入れ、前を向いて生きたいと思っています(強がり?)
それにしてもこの先を思えば、陰鬱としてしまわないでも無いですが、言いた
いのはグチやら哀れを誘い、皆さんの同情を引く事では決して有りません。

ワシが今回皆さんにお願いしたいのは、皆さんにこの1型糖尿病の存在を
知って頂きたい事、そしてこの理不尽な運命と向き合い戦っている若い命
(オッサンも居るけど…笑)が少なくない事を知って頂きたいのです。

最低でもお願いをしたいことは、

糖尿病=メタボリックシンドローム=怠惰でルーズな生活の産物=自己責任

と言う考えを持っていた人たちは、この考え(偏見)を放棄して頂きたいのです。
これだけは今回是非お願いしたいと思います。

そして、この問題に関しては、今後も時々取り上げたいと思いますので、宜し
ければお付き合い頂きたい事、お願いしたいと思います。

胤森直義



(付記)
前回、今回と、ネガティブな話題に終始してしまいましたが、それほど悲観は
していません。これからインシュリン投与でキチンと血糖値を管理すれば、
激減した体重も戻る目処が立ちましたし(実際、阪神の岩田投手の様に1型
糖尿病を患いながら、一線で活躍するアスリートも少なく有りません)悪いこと
ばかりじゃない事もしっかり理解しているつもりです。

まあ、今は新しい状況にフィットする事が第一なので、釣りはチョッと置いて
おかなくてはいけなくなるかもしれませんが…

頑張るけーの!応援してや!










ありがとうございますm(_ _)m



さてさて。。。


とりあえず、どこが釣れるのか全く分からないし、
情報もないので、昨年の実績でポイントを選択してみた。

潮は下げ始めてから1時間経ったくらい。
チヌの好む少し硬めの砂地を探しつつ、上流へと徐々に移動していく。
バイトのドキドキよりも、障害物にリグが掛かってヒヤヒヤの方が多い(^^;

そんな中、シンゴ君のベイトロッドが半円を描いているのが
街灯りの中でぼんやり見えた。
そして、ドサッと抜き上げた音。


魚を前に突き出して撮影してるから大きく見えるけど、
実際は・・・(笑)



その後、シンゴ君、同サイズを1匹追加。


嫌な流れを打破するべく、下流側に移動してみる。
かつてチヌに嵌ってたころに通った場所♪


そこで、なんとか細かいバイトを捉えるが、
案の定、ドラグを鳴らすこともなく、難なく寄ってきた。
たぶん、チヌの自己最少記録ww

ウミタナゴかと思ったくらい(笑)





雨で水温が下がったのが影響したのか、
それとも、まだ普段から水温が低くて、暖かい海水が入ってくる
込み潮でないと反応が良くないのか?
うーん、わからない・・・


まぁ、今回は結果が芳しくなかったけれども、
実際に良い型のチヌを釣ってるアングラーもいるみたいだし、
今からの季節、夕涼みがてらなんかにちょっと竿を振ってみるのも
オツなものかもしれませんよ♪



シンゴ君、お疲れ様!
この悔しさは絶対に晴らそうぜ(^-~)/






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