Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

パズル

2011-03-04 02:32:05 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
みなさん、ジグソーパズルって好きですか?

随分と前ですが、ワタシは人生で一度だけ
買ってみたことがあります。

しかし、楽しいのは最初だけ。
時間が経つにつれて、飽きてきてつらいだけ。

性格的に、一度始めると最後までやり通さないと気が済まない。
一晩中、眠い目を擦りながら・・・
明け方にやっとこさ、終わりが見えてきて・・・
ちょっと休憩しようと立った瞬間、足が当たって、バラバラに・・・
もう、マジで発狂しそうでした(笑)


完全に明るくなった頃、なんとか解放され、
二度とこんなものするものかと固く誓った
おうじろうです。




さてさて。。。


この時期に激流のデカメバル狙いを始めて4年目。
最初は複雑な流れに何をどうしてよいのかわからず、
打ちひしがれて帰るを繰り返し、
やっと釣り上げた背っ張りのメバルに大感激。

昨年はやっと何かを掴んだ感じで、
20cm台半ば以上をわりとコンスタントに
キャッチできるようになった♪

自己最高27cmゲットの日記→“デカメバル奮闘記”
26cmまでがミラクル爆釣の日記→“春告魚”
中にはこんな目に遭った日記も→“雨の中と夢の中”


複雑に流れが絡み合う中、どうやってリグをボトムへ流し込むか、
これがとにかく難しい。
着水点で間違うと、リグは沈まないままどこまでも流れていく。
1m着水点が違うだけで、流される方向が変わる。
まるで立体的なパズルのよう。

釣れるときの感覚というものが確かに存在する。
ティップに掛かるテンションの感じ。
ちょうどメバルが付いてる流れを捉えた瞬間なのか、
それとも、シンカーとジグヘッドが一直線になって
バランスが取れている瞬間なのか。
この感覚を求めて試行錯誤を繰り返すのだ。


シンカーの重さが3種類、ジグヘッドの重さが3種類としても、
その組み合わせは9通り。
それに、ワームの種類が3つとすると、27通りの組み合わせ。
カラーがそれぞれ3種類で81通り・・・
それに立ち位置や、アクションや、レンジも考えると・・・
1投ごとに条件は常に変化しているし・・・
そんな気が遠くなりそうな組み合わせの中から、
答えを探していくのだからかなり大変(^-^;


さぁ、釣り始めてから1時間半、
未だ答えは出せないまま。
本流が近くに寄って、ザワザワと音を立てて流れる中、
リグをボトムに届かせるところから困難を極めているのだ。


場所変えが頭にチラつき始めた頃、
波止の先端の先行者さんがお帰りになる様子。
話をさせていただいたところ、あまり良くなかったらしい。

それでも、目的の場所に入れて気分一新。
集中力を高めての1投目で反応あり!!
大きくはないもののパタパタと連チャンでキャッチ。



これはこれは・・・
もしかして、良い感じなのでは・・・♪
ムフフフ♪♪♪



しかし!!


良かったのはほんの10分くらい。



いきなり、風のスイッチが入ったのだ。
風速0mだったのが、あれよあれよといううちに、
飛ばされそうなほどの爆風に・・・orz


シンカーを重くして、ロッドをできるだけ水面に近付けて
フォールさせるものの、ラインが煽られて着底なんてわかった
ものじゃない。
気がつくと手前に引っ掛かってロストを繰り返す。
なにがなんでもこれは無理だろ・・・


でも、もうちょっとで干潮潮止まり。
潮止まりにはたいてい風が少し弱まるので、
それまで待ってみようか・・・
そして、再び潮が動き出すタイミングで勝負を賭けるか!


予想通り、潮が止まると風は緩んでくれた。
天はまだワタシを見放してはいないようだ。
カサゴに慰められながら、チャンスを虎視眈眈と待つ。

じわじわと再び動き出す潮。
アップキャストから、魚が付くならココというポイントへ
流し込んでいき、敷石のブレイクにリグが差し掛かったとき
(あくまでもイメージ)、軽く2度ほどアクセントを加える。


待っていたよ♪

モソッとしたこの感触を(#^-^#)


尾鰭で水面を叩く重量感のある音。
魚を抜き上げた後のドサッという心地よい音。
懐かしい♪


今シーズン初の25cm!
魚の大きさよりも、狙った通りに釣ることができたことに満足。



セルフでブツ持ち写真なんかも♪


ロッド:BREADEN GRF TR-83deep(前期モデル)
リール:Daiwa EXIST2506
ライン:PE0.4号 リーダー1号
ワーム:Daiwa 月下美人ビームスティック2.2インチ(グローみかん)





この1匹をキャッチした瞬間に、再び爆風が吹き出して
またしても釣りが成立しない状態へ・・・


というストーリーなら、与えられたわずかなチャンスを
見事に生かしたという意味でドラマ性が高まるのだが、
なぜか逆に、その後、風はぱたりと止み、元の無風状態に(笑)
ホンマによくわからん。
自然は奥が深い・・・


釣りはしやすくなったのだが、
魚の反応は良くならず、たまに当たるだけ。


20cmほどのメバルでも激流育ちは体格が違う。
引きも強く、てっきり20cm半ばくらいあるかと思った。
鍛え上げられた立派な鰭を見てください。




南の空にはさそり座。
季節の移ろいを実感しながら、納竿となりました。
渋いながらも、スタートとしては、まずまずだったのではないかと。


さぁ、今年はこの激流エリアに何回足を運ぶことになるのだろうか?
複雑怪奇な流れ、爆風や根掛かり地獄と闘いながら、
目標の瀬戸内尺オーバーキャッチを目指して
ひとつひとつのピースを組み立てていこうと思う。



ちなみに、メバルの胃の中はアミばっかりでしたよ(^-~)/






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