Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

記憶

2008-01-07 15:14:02 | その他雑記
年が変わってはや一週間。
年を取るほどに時間が過ぎるのが速くなると言いますが、
本当ですね。

正月休みの間に、お酒を呑みながら様々なことを思い出してみました。
この1年の釣行のこと。
山に登りまくってた頃。
スノボーに嵌まってた頃。
毎日、バカやってた学生時代。
歴代の彼女(?)笑
受験勉強。
いつも寝ていた学校の授業。
野球少年の頃。
ハヤやフナ、ザリガニ、セミ、カマキリ・・・
幼いワタシの心を捉えた生き物達。


最近のことは「動画」なのに、昔に遡っていくと
だんだん「画像」が増えてきます。
それも、色が不鮮明になっていき、最後はセピア色。

過去を振り返ってばかりの人生はつまらないですが、
思い出が心を豊かにしてくれるということはあると思います。
例えば、ワタシの場合、忙しくて余裕がなくなっているときに、
かつて旅した中国奥地ののんびりとした風景や人々の顔をふと
思い出すと、不思議と心が落ち着くんですよ。
同じ地球上で同じ瞬間にゆったりとした時間の流れが存在することを
知ってる、それを思い出して感じることができる・・・

山脈の稜線で感じた鋭い風、渓流の清冽な水と温かい木漏れ日、
テントに横になって聞いた波の音、寝転がって見た流れ星・・・
すべてがワタシの財産です。

足腰が弱ったジーサンになったときに、毎日の酒の肴にできるような
刺激的な記憶を目一杯貯めておきたいですね。


それから、最近、感じていることがひとつあります。
ワタシは自分の感動した体験を形として保存しておきたいという
ことから、写真の勉強をして様々な情景を撮り貯めてきたのですが・・・
写真を撮るがゆえに、最高の瞬間をワタシはファインダー越し
(コンパクトデジカメなら液晶画面)に見てきたことになりますよね。
それも露出を気にして何枚もシャッターを切りますし。
写真をうまく撮ることに気持ちが集中してしまって、じっくりとその瞬間
を心に焼き付けることができていないのではないか・・・
それは、ちょっと損をしてるのではないかと・・・

とはいえ、今でも出かける際にはカメラは離しません。
どうしても心を動かされる一瞬にはレンズを向けてしまいます。
今のワタシは自分の心に留めておくことよりも、人に何かを伝えたい
気持ちのほうが強いのかもしれません。

今年も心に残るような風景、魚、人・・・との出会いがあることを
楽しみにしています。



かつての相棒です。
走行距離1万5千キロで買って、約20万キロまで乗りました。
これは雪の中で鍋をしようということで八幡高原に行ったときのスナップです。


写真を始めた頃の作品。
八幡湿原で、借り物のカメラで撮りました。


海でのんびり波の音を聞きながら読書というのもいいですね。
ビールがあれば言うことなし。
上関での写真です。
確か、カレイ釣りに行ったときのもの。


シーカヤックで厳島神社の鳥居をくぐりました。
チャポチャポというパドリングの音は心がなごみます。



山に嵌まってた頃。
写真は南アルプスです。
このときは帽子を忘れて、代わりにバンダナを巻いてます。


10月中旬、恐らく中国地方で誰よりも早く雪だるまを作りました。
大山、弥山の頂上にて。



さて、今日こそは2008年の初釣りに行ってこようかな♪