goo blog サービス終了のお知らせ 

Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

刹那的世界

2010-08-12 01:22:04 | 写真と文
先日、中日ドラゴンズの山本昌広投手が44歳で勝利投手になり、
横浜FCの“カズ”三浦知良選手が43歳でゴールを決めました。

いやぁ~
元気をもらいましたね!

年を取っても、この二人に負けず、エネルギッシュでいたいと
しみじみ思った、ワタシ、おうじろうですが・・・


デカイ魚をぶら下げた雄姿をお見せしたいところですが・・・


せっかくの休みも釣りに行ってません。
月曜からの忙しさを考えると、
どうも、気分が乗らなくて・・・



ということで、


久しぶりに、“写真と文”コーナーでも
やってみようと。。。



今日の一枚は、7月の大山、弥山小屋から撮影したもの。
1泊分の食料を担いで、皆さんが下山する時間に、
ひとり山頂へ。

完全な曇天。
7合目くらいからはガスが覆い、視界は全く効かず。
なので、何もすることはなく、小屋でごろごろ・・・


ガスに覆われた山頂に残ってるのはワタシひとりだけ。
ちょっと心細いけれども、空間を独り占めできる贅沢な時間。
小屋の窓から外を眺めていると、
北壁に沿ってガスが湧き上がってきており、
その切れ目から黄色い光が差し込んでいるではないか。


これは視界が開けるかも・・・


慌てて、三脚にカメラをセット。


夢中でシャッターを切りまくった中の一枚がこの写真。



米子市内の灯りの左側に中海、そして、右側に弓ヶ浜、
その向こうに島根半島。


次に、光が当たって赤く輝いてるであろう稜線を
撮影するために走って移動したのだが、タッチの差で
再び、一面真っ白(灰色?)の世界に逆戻り。
二度と視界が開けることはなかった・・・
山の神様が特別サービスしてくれたのは、わずか5~6分くらい。
しかし、重い荷物を背負っての苦労を補って余りある
貴重な時間でした。


この写真、構図的にも被写体としても、別段、
目新しいものは何もない。
どちらかというと、下の部分のダイセンキャラボクの木が
黒く写っているのが邪魔・・・
(右下の山をワンポイントとして入れたかったのでこうなった)

しかし、作品としての出来栄え以上に、
ワタシにとっては思い出深い一枚となったのでした。



<撮影データ>

カメラ:ミノルタα-9
レンズ:ミノルタ AF28-70mm F2.8G
フィルム:フジフィルム ベルビア



さて、明後日からお盆休み。
もうひと踏ん張りしたら、釣りに行くぞー!
アマゴにアコウにチヌ、ナマズ・・・待ってろよ♪






更新してなかったのに、お陰さまでジワジワと
順位が上がって、一桁台になりました。
応援ありがとうございますm(_ _)m
にほんブログ村 釣りブログ ルアーフィッシングへにほんブログ村

ここはどこ?

2010-03-19 07:43:47 | 写真と文
釣り行きた~い

釣り行きた~い

釣り行きた~~~い!!!


頭の中にメバルのスクールが泳いでいます。
イカ付きシーバスがボイルしてます。
海水魚だけでなく、アマゴやゴギまで乱舞してます。


今日、頑張ったら、明日から水曜日まで連休♪♪
(本当は途中で少し仕事あるけど・・・^^;)


誰か遊んで~!!(笑)


天気が心配で心配で・・・
胃に穴が開きそうなおうじろうです。



さてさて。。。


釣りネタがないので、“写真と文”第2段でも・・・
前回とはガラッと変わって、海の写真にいってみましょう!


さて、問題です。
この写真はどこで撮ったものでしょう?



4択です。
①石垣島 ②スペイン(地中海)
③グレートバリアリーフ ④フロリダ







答えは・・・








どこでもありません(笑)



実は、広島市近郊の海です。
詳しく言うと、小屋浦です(アングルがある辺だったと思うのですが)。
広島以外の人にもわかりやすく説明すると、
コンクリート護岸が続いて、マンションが建ち並んでるような海岸です。
以前、この写真を見た女性から「これって地中海とか?」って
聞かれたことがあったので、こんな問題にしてみました。


まだ、写真の勉強をし始めた頃の作品で、
確か、望遠レンズ(100~300mm)を買ったばかりだったと記憶しています。
今となってみれば、フレーミングも甘く、もっと寄って撮るべきだった
と思ったりもしますが、一見無駄に思える広いスペースがあることで、
人気のない海でのこの親子の世界を巧く表現できたような気もします。
ですから、敢えてノートリミングのままです。

何気なく立ち寄った海岸での一瞬のタイミングを切り取れた
思い出に残る一枚になりました。



<撮影データ>

カメラ:ミノルタ707si
レンズ:ミノルタ AF100-300mm(F4.5-5.6)
フィルム:フジフィルム プロビア100(?)

絞り:f5.6
シャッタースピード:オート
三脚使用



連休中に雨が降らないように祈りつつ、
今日もポチッとお願いしますm(_ _)m
にほんブログ村 釣りブログ 中国地方釣行記へにほんブログ村




雪の日に夏を想う

2010-01-14 11:10:49 | 写真と文
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ

次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降りつむ



小学校の国語の時間を思い出して
懐かしく感じた方も多いのではないでしょうか?
三好達治さんの『雪』という詩です。

昨日、雪が良く降りましたね。
仕事帰りは久々の雪道にわくわく。
真っ白い風景もなかなかいいものです。

しかし、こんなに寒ければ、さすがに釣りに出る気にもなれず、
久しぶりに釣り以外のネタでも書いてみようかと、
“写真と文”というカテゴリを設けてみました。


鑑賞者に自由にイメージを膨らませてもらえるように、
本来は、写真には極力説明をつけない方がいいと
ワタシは考えています。

しかし、お気に入りの1枚の写真に文章をつけることで、
そのときの状況や気持ちをよりリアルに伝えることが
できないかと・・・
今回はちょっとした試みです。

ただ、写真は今まで写真集シリーズで発表してきた
ものですが・・・(^^;



さて、第1回目は、
この寒い時期に、敢えて、夏の写真です。
こたつの中で夏を想ってください。



中国地方が誇る名山、大山の縦走路より振子沢を
見下ろしたアングルでの1枚。




7月の第3週頃、大山は高山植物が最盛期を迎えます。
ワタシは毎年その時期になると、宝珠尾根~ユートピアの
コースを楽しんでいました。

高山植物の咲き具合は毎年違います。
良い年もあれば、いまいちの年もあります。
この年は、気温や冬の降雪量など条件が揃ったのか、
まさに“咲き誇る”という言葉がぴったり。
北アルプスや南アルプスのお花畑も見てきましたが、
これほど感動した場面はありませんでした。


沢からの爽やかな風が稜線を吹き抜け、
クガイソウが波のようにざわざわと左に右に揺れます。
息を潜めてチャンスを待ち、
風が収まった瞬間にシャッターを切った1枚。

沢を下まで埋め尽くすような咲き誇り方を表現したい。
そこで、奥行きを出すためにレンズは20mmという広角を
用いました。


山の頂上の夏は非常に短い。
8月のお盆前には、赤とんぼが飛び、秋の風情です。
(指を立ててると赤とんぼが止まってきますよ。笑)


その短い夏を謳歌しようと咲き誇るクガイソウの
生命感に感動した思い出の一枚です。



<撮影データ>

カメラ:ミノルタα-9
レンズ:AF20mm F2.8
フィルム:フジフィルム・プロビア100F

絞り:f22   
シャッタースピード:オート